遺品整理の相場を間取りごとに解説!安くする方法も紹介
更新日2023.09.06

「遺品整理って依頼する場合どれぐらいかかるの?」
「安くする方法を知りたい」
「優良業者を見つける場合どうすればいいの?」

このようなお悩みを抱えていませんか?遺品整理は間取りや荷物量によって、料金が異なります。相場を知らずに依頼してしまうと、損をするので注意が必要です。

そこで本記事では、遺品整理の相場を間取りごとに紹介します。本記事を読むことで、以下のことが分かります。

  • 遺品整理を依頼する際に安くする方法
  • 具体的な作業内容
  • 優良業者を選定する際のコツ


    依頼する際の相場を知っておくことで、相見積もりなどもしやすくなります。「適正価格で依頼したい」「なるべく遺品整理にかかるお金を抑えたい」といった人にとって、必見の内容です。

    遺品整理の料金相場と作業時間

    遺品整理の料金相場と作業時間

    遺品整理の料金相場と作業時間は間取りによって、大きく異なる場合があります。以下の表に情報をまとめたのでチェックしてみましょう。

    間取り 料金相場 作業に必要な人数 作業時間
    1R・1K 30,000~80,000円 1~2名 1~3時間
    1DK 50,000~120,000円 2~3名 2~5時間
    1LDK 70,000~200,000円 2~4名 2~6時間
    2DK 10,000~250,000円 3~5名 3~7時間
    2LDK 120,000~300,000円 3~6名 4~8時間
    3DK 150,000~400,000円 4~7名 5~10時間
    3LDK 180,000~500,000円 4~8名 6~12時間
    4LDK以上 230,000~600,000円 5~10名 7~15時間

    部屋の広さや荷物量などで相場が決まりますが、オプションを追加するとさらにコストがかかります。相見積もりを取り、総額を把握したうえで比較検討しましょう。

    遺品整理の料金の決まり方

    遺品整理の料金の決まり方

    遺品整理の料金の決まり方として、以下の4つを押さえておきましょう。

    1. 荷物量
    2. 処分品の種類
    3. オプションサービスの有無
    4. 建物や道路の状況

    料金の決まり方を理解しておくと、業者に依頼する際もスムーズです。

    荷物量

    整理する荷物量が増えると、料金が高くなる傾向にあります。基本的には荷物量によって、大きく料金が左右されると考えましょう。

    荷物量が増えると同時に作業時間、運搬時間が長くなるのが原因とされています。なるべく料金を安くするためには、少しでも良いので荷物量を減らしておくと良いでしょう。

    処分品の種類

    処分品の中では買取を行ってくれるものもあるので、処分品の種類でも遺品整理の料金が変わってきます。貴金属や骨とう品などがある場合は、のまま買取を行ってもらえることがあるため、料金が安くなる傾向にあります。

    もし、遺品の中に買い取ってもらえそうなものがあれば、業者側に買取が可能か相談してみましょう。

    オプションサービスの有無

    基本的に、オプションサービスは有料に設定されていることがほとんどです。お金はかかりますが、よりスムーズに遺品整理を進めてくれます。

    オプションサービスの例として、以下の項目が挙げられます。

    • 消臭・消毒作業
    • 害虫駆除
    • 原状回復リフォーム
    • 家屋の解体
    • ハウスクリーニング
    • 仏壇・遺品供養


      あくまで一例なので、依頼する業者にどのようなオプションがあるのか事前に確認しましょう。

      建物や道路の状況

      建物や道路の状況によって、料金が変わるケースがあります。とくに駐車するスペースがない場合などは、注意しましょう。

      駐車スペースがない場合は、付近のコインパーキングの駐車料金がかかることを想定しておく必要があります。コインパーキングによっては高額な料金が発生するので、事前に確認しておきましょう。

      遺品整理を安くする方法4選

      遺品整理を安くする方法4選

      遺品整理を安くする方法として、主に以下の4つが挙げられます。

      1. 相見積もりを使う
      2. 片づけを事前に進めておく
      3. ネットの買取サービスを使う
      4. 遺品整理業者のスケジュールにあわせる

      いずれも必須のテクニックなので、覚えておきましょう。

      相見積もりを使う

      相見積もりを行うことで、求めるサービスが適正な価格なのかわかりやすくなります。中には市場よりも高い価格を請求している業者もいるので、事前に相見積もりして確認するのが大切です。

      また、相見積もりをしていることを業者側に事前に伝えると、安くしてもらえる場合があります。遺品整理を安くするための基礎テクニックなので、ぜひ活用してみましょう。

      片づけを事前に進めておく

      事前に自分で遺品を処分しておくことで荷物量を減らせます。荷物量で価格が大きく変わるので、余裕がある場合は事前に着手しておきましょう。

      ただし、自分の手を動かす必要があるので、手間がかかります。もし自分に余裕がない場合は、1日5分でもコツコツ進めておくと良いでしょう。

      ネットの買取サービスを使う

      ネットの買取サービスを使うと、不用品を買い取ってもらえます。配送サービスを活用すればすぐに買い取ってもらえるため、急いでいる場合にもおすすめです。

      ものによっては高価買取してもらえる場合もあるため、遺品整理にかかる費用を捻出できます。少しでも費用を抑えたい場合、ネットの買取サービスの利用も検討してみましょう。

      遺品整理業者のスケジュールにあわせる

      遺品整理業者のスケジュールに合わせると、代わりに安くしてくださいという交渉ができます。自分の予定を合わせる必要がありますが、安くするテクニックとして便利です。

      ただし、自分が忙しい場合などは向いていないテクニックといえます。仕事などで余裕がない場合は、使わないようにしましょう。

      遺品整理の作業内容

      遺品整理の作業内容

      遺品整理の作業内容として、以下の4つがあります。

      1. 遺品の仕分け
      2. 不用品の回収
      3. 家財の搬出
      4. 整理後の清掃

      具体的にどのような内容なのか、1つずつ確認していきましょう。

      遺品の仕分け

      業者に任せることで、必要品と不要品を仕分けてくれます。自分1人でやるとなると時間を使う必要があるため、普段忙しい人にとって時間を削減できるのは大きなメリットです。

      また、業者に任せると傷つかないように丁寧に仕分けしてくれます。自分で作業しているとぶつけたり、落としたりしてしまう可能性があるので、自信がない場合は業者に依頼しましょう。

      不用品の回収

      遺品整理を自分でしたとしても、不用品は自分で処分する必要があるので手間がかかります。そこで不用品の回収、買取までできる業者に任せると処分する時間を抑えることが可能です。

      ただし、故人の思い出に関連するもの、相続に必要なものは回収させないように注意しましょう。業者に丸投げせず、自分の目で確認して回収してもらうものと残すものを決めることが重要です。

      家財の搬出

      遺品整理業者に任せると、トラックなどを使い家財を搬出してくれます。自分の力では搬出できないものも対応してくれるのが、うれしいポイントです。

      ただし、搬出する家財の規模が大きい場合は値段が高くなるので注意しましょう。見積もりの段階で家財のサイズなども伝えて、どれぐらいの費用が掛かるのかチェックしておくと安心です。

      整理後の清掃

      業者にもよりますが、部屋全体の臭いや除菌、家具の処分まで行ってくれる場合があります。業者によっては、オプションになる場合もあるので事前に確認しておきましょう。

      また、通常の作業で汚れを落とすのが難しい部屋を掃除する特殊清掃の場合、遺品整理業者では対応してもらえないことがほとんどです。特殊清掃を依頼する場合は、特殊清掃を専門とする業者に依頼しましょう。

      遺品整理を業者に依頼するメリット・デメリット

      遺品整理を業者に依頼するメリット・デメリット

      遺品整理を業者に依頼する場合、メリット・デメリットがあります。

      メリット・デメリットを確認したうえで、依頼するべきなのか判断しましょう。

      遺品整理業者に依頼するメリット

      遺品整理業者に依頼するメリットは、以下の通りです。

      • 自分で片づける手間を省ける
      • 安全な作業を心がけてくれる
      • 遺品の買取をしてもらえる
      • 法的な問題や手続きのサポートをしてくれる
      • オプションで清掃なども頼める


        とくに
        自分で片づける手間を省けるというのは大きなメリットです。普段仕事や育児などで忙しく、遺品整理をする余裕がない場合に役立つでしょう。

        遺品整理業者に依頼するデメリット

        遺品整理業者に依頼するデメリットは、以下の通りです。

        • 費用が掛かる
        • 特定の品目の処分ができない場合がある
        • 悪質な業者がいるので見極めが求められる
        • 一部のサービスはオプションで頼む必要がある


          とくに悪質な業者に当たらないように対策する必要があります。
          複数社の相見積もり、掲示板やGoogleMapでの口コミ確認などを行い、信用できる業者に依頼しましょう。

          遺品整理で優良業者を見つける4つのコツ

          遺品整理で優良業者を見つける4つのコツ

          遺品整理で優良業者を見つけるコツとして、以下の4つを意識しましょう。

          1. 遺品整理士の在籍を確認する
          2. 見積もり時の詳細を見る
          3. 許可・届出や資格を持っているかチェックする
          4. 接客の質で決める

          具体的なテクニックについて解説します。

          遺品整理士の在籍を確認する

          資格の有無で、プロかどうか判断しやすくなります。ホームページなどに記載されていることが多いので、頼む前に確認しましょう。

          遺品整理を依頼する場合、遺品整理士の在籍の有無はとくに重要です。遺品整理のプロである証拠なので、取得しているかどうかも1つの選定基準として頭に入れておきましょう。

          見積もり時の詳細を見る

          見積もり時の詳細も優良業者を選定する際に、重要なチェックポイントの1つです。詳しく見積もりが出ているか見ましょう。

          とくに以下の項目がしっかりしているかどうか見極めることが大切です。

          • 作業内容と料金がわかりやすく記載されている
          • 追加料金の有無が明記されている
          • 不用品の買取価格、処分費用が書かれている


            これらの情報が欠けていると、依頼後に高額の料金を請求される場合があります。悪質な業者に当たらないために、細かくチェックしましょう。

            許可・届出や資格を持っているかチェックする

            許可や届け出がない場合は、信頼性が低い業者である可能性が高いといえます。遺品整理に必要な許可は「一般廃棄物収集運搬業許可」と「古物商許可」の2つです。

            許可を取らずに運営しているということは、何か後ろめたいことを抱えている証拠です。

            許可・届出や資格を持っているかは、ホームページや問い合わせで確認しましょう。もしない場合は、候補の1つから外して信憑性のある他の業者に依頼する必要があります。

            接客の質で決める

            雑な接客をしている業者は、依頼時にも不快な対応をしてくる場合があります。サービスの質も低い傾向にあるので避けましょう。

            接客の質を見極めるためには、メールや電話での対応を見るのがおすすめです。少しでも雑な部分を感じた場合は、候補から外しましょう。

            遺品整理業者へ依頼する際にトラブルを防ぐ方法4選

            遺品整理業者へ依頼する際にトラブルを防ぐ方法4選

            遺品整理業者へ依頼する際にトラブルを防ぐ方法として、以下の4つがあります。

            1. 事前に捨ててはいけないものを決めておく
            2. 遺品整理を始める前に親族間で話し合っておく
            3. 市場より極端に料金の高い業者に頼まない
            4. 事前に口コミを確認しておく

            依頼後に後悔しないためにも、1つずつ見ていきましょう。

            事前に捨ててはいけないものを決めておく

            事前に捨ててはいけないものは、リスト化しておくと良いでしょう。誤って捨てることを防げるため、親族間でのトラブル防止につながります。

            リスト化する場合はExcel、Googleスプレッドシートがおすすめです。紙だと紛失しやすいうえに、内容を変更しづらいのでなるべく使いやすいツールでリスト化しましょう。

            遺品整理を始める前に親族間で話し合っておく

            遺品整理を始める前に親族間で話し合っておくと、どれを捨ててはいけないかわかりやすくなります。トラブルをなくすために、有効な手段の1つです。

            できれば本人が亡くなる前に親族も交えて話し合えると、よりスムーズに話が進みます。生前整理の一環として、納得できるまで話し合いましょう。

            市場より極端に料金の高い業者に頼まない

            市場より極端に料金の高い業者は、悪徳業者である可能性があります。基本料金が高いのはもちろん、聞かされていなかった追加料金を取ろうとしてくることがほとんどです。

            悪質な業者に当たらないためにも、相見積もりを取りましょう。相見積もりを取ることで、遺品整理業者の相場がつかめます。

            相見積もりを取るのは少し手間がかかりますが、騙されないためにも必ず行いましょう。

            事前に口コミを確認しておく

            ユーザーの口コミをGoogleMap、比較サイトなどで事前に確認するのがおすすめです。具体的にどのようなサービスをしてくれるのか、悪評がないか確認する際に使えます。

            悪い口コミが極端に多い場合は、悪質な業者である可能性があります。複数の業者の口コミを見極めたうえで、信頼できる業者に依頼しましょう。

            遺品整理業者に依頼する際のQ&A3選

            遺品整理業者に依頼する際のQ&A3選

            遺品整理業者に依頼する際のQ&Aとして、よくあるのが以下の3つです。

            1. 作業時間はどれぐらいなの?
            2. 追加料金がかかる場合はある?
            3. どんな状況でも引き受けてもらえるの?

            依頼する前に悩みやすいポイントなので、確認しておきましょう。

            作業時間はどれぐらいなの?

            遺品整理業者の作業時間は、荷物の多さによります。仕分ける必要があるもの、廃棄すべきものが多いとその分、作業時間がかかってしまうのです。

            あとは、追加オプションを依頼している場合は、その分作業時間が伸びます。作業時間がどうしても気になる場合は、電話やメールで業者側に事前確認しておくと良いでしょう。

            追加料金がかかる場合はある?

            追加料金がかかるケースとしてオプション追加時、後から要望を追加する場合などが挙げられます。とくに作業内容に変更がない場合は、見積もり時と変わらない費用で依頼できることがほとんどです。

            ただし、悪質な業者だと事前に伝えずに追加料金を取ってくることがあります。引っかからないためにも、事前に追加料金がかかるケースを確認しておきましょう。

            どんな状況でも引き受けてもらえるの?

            引き受けてもらえるかどうかは業者によります。事前に電話や打ち合わせで確認しておくと安心です。

            特殊清掃が必要な場合は、引き受けてもらえないことがあります。特殊清掃が必要な場合は、先に特殊清掃を専門としている業者に相談しましょう。

            遺品整理の相場まとめ

            遺品整理の相場まとめ

            遺品整理の相場は間取りや荷物量で大きく変わります。少しでも安く済ませたいのであれば「自分でも少し片づける」「相見積もりを取る」といった工夫が必要です。

            とはいえ、初めて遺品整理する場合、自分だけだと判断に困るケースが出てくるでしょう。納得できる形で依頼したいのであれば、株式会社タイヨーが運営している遺品整理みらいへにお任せください。遺品整理のアドバイス、処分を一気通貫で行います。

            当社は創業70年という長い歴史はもちろん、各種認可のある業者なので、安心してご利用できます。これから遺品整理を行うという場合は、電話メールLINEにて、ぜひお問い合わせください。

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