片付けが苦手でいつも散らかってしまう」「上手に部屋を片付けるコツはないのかな?」と悩んでいる女性は多いでしょう。
部屋をきれいに保つには片付け方や収納場所を見直し、しっかり整理整頓をする必要があります。
しかし、片付けは正しい方法で取り組まなければ、途中で嫌になったりさらに散らかってしまったりして、元の状態より悪化してしまうことも少なくありません。
本記事では、部屋の片付けを効率よく進める方法や手順について詳しく解説します。片付けた後にリバウンドしないための工夫も紹介しているため、部屋が汚いと悩んでいる人はぜひ参考にしてください。
目次
女子の部屋が片付かない原因3つ

部屋をきれいに保つためには、まず散らかる原因を把握することが大切です。女性の部屋が片付かない原因は、大きく3つあります。
- 所持品が多い
- 物を集めがち
- 片付ける余裕がない
詳しく見ていきましょう。
所持品が多い
女性の傾向として、持ち物が多いために部屋や机の上などが散らかりやすいことが挙げられます。例えば、メイクグッズやアクセサリー・洋服など、男性よりも物を持っていることが多いからです。
とくに、メイクグッズやアクセサリーは細々したものが多く、そのまま置いていると乱雑に見えてしまいます。また、洋服が多すぎてクローゼットに入らないという人も一定数いるでしょう。
物が多いと収納場所からもあふれやすく、うまく片づけられなくなってしまいます。
物を集めがち
かわいい物や好きな物を集めて、おしゃれに飾りたいという女性は少なくありません。もちろん女性に限った話ではなく、男性にも収集癖がある人がいます。
かわいい物を買うのが好き、眺めているだけでいいという人もおり、推しグッズを集めて部屋に飾りつける人もいるぐらいです。
しかし、集めた物が多すぎるとうまく片づけられなくなり、部屋が散らかってしまう原因になりかねません。
また「お得」「お買い得」という言葉で。つい買い物をしてしまいがちなのも、女性の特徴のひとつです。収納スペース以上に物が集まると片付けられなくなってしまうため、必要以上に購入しないようにしなければ散らかる一方でしょう。
片付ける余裕がない
忙しかったり体調が悪かったりなどの理由で片付ける余裕がないのも、女性に見られる傾向のひとつです。
実際に、女性は生理前後に体調を崩す人が少なくなく、片付けなど身の回りのことに気を配れないことがあります。また、仕事や学業などで忙しい日々が続いてしまうと片付ける機会を失い、汚部屋になってしまうこともあるくらいです。
身支度に時間がかかりがちなあまり、片付ける時間がなくなってしまうのも、女性ならではの理由と言えるでしょう。
女子必見!部屋の片付けをおこなうべき理由4つ

女性こそ部屋の片付けをしっかりおこなうべき理由は、以下の4つです。
- 探し物がなくなる
- おしゃれに気を遣えるようになる
- 運気がよくなる
- 健康に悪影響を与える
詳しく説明していきます。
探し物がなくなる
部屋がきれいに整理整頓されていると、探し物をする時間が減り、時間に余裕が持てるようになります。時間に余裕を持てるようになると、自分がやりたいことに取り組めるようになるでしょう。
物が散らかっていると同じ物を何度も購入してしまい、無駄な出費が増えてしまう原因にもなります。探し物をすることが多い人や、同じ物をいくつも買ってしまうという人は、今すぐ部屋を片付けましょう。
おしゃれに気を遣えるようになる
部屋が片付いていると時間だけではなく、心の余裕もできて身の回りに気を遣えるようになります。おしゃれが好きなら、身の回りの整理整頓にも力を入れましょう。
使いやすく整理されたコスメグッズや洋服、アクセサリーがあれば短時間で身支度ができ、さらにおしゃれに気を配れるでしょう。
反対に、物が散らかっていると何があるか分かりづらく、身支度に余計に時間がかかってしまいます。必要な物を見つけられないと買い直すことになるため、おしゃれに使うお金や余裕も次第になくなってしまうでしょう。
部屋が整理整頓されているだけで効率よく買い物ができ、無駄がなくなります。おしゃれに気を遣いたい人ほど、持ち物はしっかり整理整頓しておきましょう。
運気がよくなる
整理整頓されている部屋は、良い運気を呼ぶと言われています。運気に敏感な女性は特に、部屋をきれいに片付けて良い気を呼び込みやすくしておきましょう。
一方で、片付けができておらず汚い部屋は空気がよどみやすく、体調が悪くなるきっかけにもなります。さらに悪い運気を呼び込むことにもなりかねません。
片付けをして運気の良い部屋にすれば、普段から気持ちよく過ごせるでしょう。
健康に悪影響を与える
片付けられていない部屋は、健康にも悪影響を与えてしまいます。ごみが散らかっている部屋やほこりが溜まっている部屋は、肌荒れやアレルギーなどの原因になりかねません。
また、部屋が散らかっていると精神状態にも悪影響を及ぼすため、気持ちが荒れたりストレスを溜めやすくなったりする原因にもなってしまいます。心身の健康はライフスタイルに大きな影響を与えるので、片付けて清潔な部屋で過ごすことが大切です。
生活の質を上げるためにも、部屋はきれいな状態を保つようにしましょう。
部屋を片付ける手順3つ

部屋の片付けは時間がかかるため、手順に沿って進めることが大切です。効率よく片付ける手順は、以下のとおりです。
- 物を一旦全部取り出す
- 仕分ける
- 掃除して収納する
詳しい進め方を紹介するので、ぜひ今すぐ取り組んでみましょう。
物を一旦全部取り出す
まずは今ある物を全部出して、見やすいように広げていきます。
スペースがない場合は床に置いてある物をダンボールなどの箱に入れて、一旦別の部屋に移動してスペースを確保します。どうしてもスペースがない場合は、別の部屋で広げてみてください。
すべて取り出して広げてみることで、何をどれだけ所持しているかが明確になります。
今ある物の数や量を把握しないと捨てるか否かの判断ができないので、効率よく捨てるためには一目で見える形に広げることが大切です。
仕分ける
広げた物をひとつずつ確認し、必要な物・捨てる物・保留にする物に分けていきます。
片付ける場所に合わせて、捨てる物のルールを最初に作っておくとスムーズです。例えば、クローゼットの物を仕分ける際は今年着なかった洋服は捨てる、お気に入りだけど傷みが気になる衣類は保留にしておく、など自分なりのルールを決めると良いでしょう。
ルールが決まったら、あまり時間をかけずに一気に仕分けましょう。悩む時間は最小にして、テキパキ作業を進めていくと短時間で片付けられます。
掃除して収納する
残す物が決まったら元の場所をきれいに清掃して、順番に片付けていきましょう。あまり使わない物は奥に、よく使う物は手前にしまうと使いやすくなります。
収納ボックスなどは、物の仕分けが終わった時点で購入すると、自分が使いやすいように工夫しながら片付けられます。片付け終わった後は仕分けるのに使ったスペースもきれいに清掃し、部屋全体を清潔な状態に保てるようにしておきましょう。
部屋の片付けを効率よく進めるコツ4つ

部屋の片付けを効率よく進めるコツは、以下の4つです。
- 片付ける場所を決める
- 片付ける時間を決める
- 保留ボックスを作る
- 捨てる物のルールを作る
驚くほどスムーズに片付けが進むので、ぜひ試してみてください。
片付ける場所を決める
最初に、どこを片付けるかを決めましょう。具体的な場所をしっかり決めることで、片づけに取りかかりやすくなります。
場所の決め方の例は、以下のとおりです。
- 机の引き出しを整理する
- クローゼットの不要な物を捨てる
- キッチンに溜まっているごみを捨てる など
場所の決め方に迷ったときは、小さなスペースから手を付けることをおすすめします。片付けにかかる労力が少なく済み、成果を実感しやすいため、モチベーションにもつながります。
片付ける時間を決める
片付けに使う時間を決めることで、やる気が出て集中して片づけられるようになります。とくに、片付けが苦手な人は自分が苦にならない時間を決めて取り組むのがおすすめです。
部屋全体が片付くまでは1日1時間でもいいので、継続して片付けに取り組む時間を作りましょう。部屋がきれいになった後は、定期的に片付けの時間を取ることで、リバウンドを防げます。
とくに一人暮らしや部屋が広い場合などは、生活の中で片付けの時間をルーティンに組み込むと、効率よく片づけられるでしょう。
保留ボックスを作る
片付けを進めていくと、捨てるかどうか迷う物が出てきます。判断する時間を必要以上に取られないように、保留ボックスを作りましょう。
保留ボックスを作ることで片付けの時間短縮につながり、心の負担を抑えながら効率よく進められます。捨てられない物があっても問題なく片付けられるので、仮に保留ボックスがいっぱいになっても大丈夫です。
保留にした物は片付け当日に迷っていたとしても、時間が経てば捨てるかどうか判断しやすくなります。保留ボックスは後日、時間のあるときや片付けから一定の時間が経ってから仕分けましょう。
捨てる物のルールを作る
片付けに取り組む前に、捨てる物のルールを作っておくと不要な物を捨てやすくなります。
例えば、洋服なら「1年間着なかった物は捨てる」「ときめかない物は捨てる」などの決め方があります。
具体的な基準を作っておけば瞬時に捨てるかどうかの判断ができ、片付けにかかる時間を短縮できるでしょう。保留ボックスと合わせることで片付けが効率よく進むので、ぜひ取り入れてみてください。
片付け後の女子の部屋をきれいに保つコツ5選

片付けをおこなったあとは、きれいな状態をどうやって保つかも大切です。部屋をきれいに保つコツは、以下の5つです。
- 収納場所を再考する
- 片付けをルーティンにする
- 定期的に友達を呼ぶ
- 物の定位置を決める
- 飾る収納はルールを決める
ひとつずつ見ていきましょう。
収納場所を再考する
物が多くなりがちな女子部屋は、必要な物が使いやすいように収納されていることが重要です。
今の収納場所で使い勝手がいいかや、物の量に応じた収納スペースがあるかなどを見直し、適切な収納場所・容量を用意しましょう。
収納場所はあるけれども散らかってしまう人は、収納方法を再検討する必要があります。散らかってしまう原因を考え、収納方法や収納場所を再検討し、使ったらすぐに片付けられるようにします。
収納場所がない・足りていない人は、収納スペースをしっかり確保しましょう。ソファやベッドの下なども、工夫すれば収納スペースとして使えます。
無計画に収納家具を買ってしまうと、うまく片付けられず失敗することが多いので、収納したい物や場所をよく考えてピッタリのものを選ぶようにします。家具を買うのは最後にし、できるだけ新しい物を購入しないようにしましょう。
取り出しやすく、しまいやすく収納することで、しっかり片付けられるようになります。使うシーンをよく考え、収納場所をひとつずつ再検討していきましょう。
片付けをルーティンにする
部屋をきれいに保つには、使った物をすぐに片付ける習慣をつけることも欠かせません。
収納場所や部屋をいくつかに分け、片付ける日や時期を決めると、一定の清潔感が保ちやすくなります。決め方の例として「週に一度は片付けの日を作る」「月に一度はクローゼットの中身を見直す」などがあります。
保留ボックスの見直しも含めて、週・月・シーズンごとに意識して片付ける日を作っていきましょう。
定期的に友達を呼ぶ
定期的に友達を呼ぶのも、片付けが苦手な人に効果的な方法です。人が来ると強制的に部屋を片付けようというスイッチが入るので、片付けがはかどりやすくなります。
また、定期的に人を呼ぶことできれいな状態を保とう、日頃から散らかさないように生活するので、片付けが苦手な人もきれいな状態を保ちやすくなるはずです。理由がないと片付けられない人や、一人だとどうしても散らかってしまうという人は、隔週や月1のペースで友達を家に招待するとよいでしょう。
物の定位置を決める
物の定位置を決めて、使ったらすぐに片付けるように意識しましょう。
片付けられない人は、使った物を使いっぱなしで元に戻さない人がほとんどです。服は脱ぎっぱなし、ごみも捨てずにそのままということが多いため、たとえ数時間でも散らかってしまいます。
物の定位置を決めて、使ったらその場所に戻すことを意識することで、少しずつ片付けが習慣になっていきます。
最初は苦手でも、続けることで少しずつ上手になります。まずは3日、次に7日と、少しずつ期間を伸ばしていって習慣づけるようにしましょう。
飾る収納はルールを決める
コレクションや可愛い物・好きな物を飾りたいときは、ルールを決めると散らかりにくくなります。
集める量を決めてそれ以上は買わないようにし、飾る場所を限定するなどして、きれいな状態を保てるようにしましょう。一定の量以外は見えないところに収納し、定期的に入れ替えるとお気に入りの物をいつでもきれいに飾れます。
埃がたまらないように定期的に掃除をしたり、ケースに入れて飾ったりするなど、収納の仕方を工夫することも大切です。
また、机の上など普段使うところに飾ると、必要な物と混同して乱雑に見えてしまいます。飾るときは棚の上や壁面など場所を決めて、他の物と混ざらないようにすることも意識してみてください。
部屋の片付けのコツまとめ

物が多い女性の部屋は散らかりやすく、また片付けの時間をうまく取れないことで常に散らかっている状態になることは珍しくありません。部屋が散らかっている状態では、必要な物が探しにくかったり探す途中でさらに散らかったりして、部屋がどんどん荒れていくからです。
部屋の片付けはルールを決めて取り組み、使いやすいように収納し直すことで効率よく進められるだけでなく、リバウンドも防げます。
これを機会に部屋の片付けに取り組み、過ごしやすい部屋にして、いつでも人を呼べる状態を保っていきましょう。
部屋の片付けが苦手な人や、不用品が溜まりすぎて自分では片付けられないという人は、ぜひ株式会社タイヨーの「遺品整理みらいへ」にご相談ください。最短1時間で自宅にお伺いし、女性スタッフが片付けのお手伝いをいたします。
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