広島市で事業ごみを廃棄するには？現実的には回収業者への依頼が確実
お店や会社などの事業活動で発生する事業ごみ。
紙くずやコンビニの弁当容器、ペットボトルなど、中身が通常の家庭ごみと変わらなければ、自治体のゴミ回収に出しても大丈夫……ではありません。
事業ゴミは、自ら責任をもって処理しなければならないことが法律で決められています。
広島市では令和2年4月1日から事業ごみの分別区分が変わり、不燃ごみが2種類に細分化されました。
具体的には
・可燃ごみ
・（新）不燃ごみ
・プラスチックごみ
の3種類となります。
社内で忙しい業務に追われているとき、分別を正確に行うのは大変なだけに、できるだけ手間をかけずに処分したいところ。
本記事では、広島市での事業ごみの廃棄方法についてまとめていきます。
１．事業ごみの不燃ごみの分別と事業ごみの廃棄方法
（1）不燃ごみの分別
これまで広島市の事業ごみは「可燃ごみ」と「不燃ごみ」の2種類でした。
前述のとおり、令和2年4月1日から不燃ごみが新たに区分され「可燃ごみ」「（新）不燃ごみ」「プラスチックごみ」の3種類となっています。
最も気になるのは（新）とついた不燃ごみですよね。
それは一体何を指すのか？
具体的に見て参りましょう。
①（新）不燃ごみとは
広島市の事業ごみで新たに制定された不燃ごみは
・傘
・文具
・プラスチックと金属の複合品
・小型家電をのぞくプラスチックごみ以外のもの
であり、搬入先は広島市の埋め立て地となります。
廃棄の際は、広島市指定の事業ごみ用指定袋（オレンジ色）が必要となります。
次にプラスチックごみを確認しておきましょう。
②プラスチックごみとは
プラスチックごみは
・梱包ビニール
・ポリ袋
・ポリ容
などを指し、生ごみが付着しているものは洗い流すか、それが難しい場合は可燃ごみとして廃棄します。
搬入先は広島市が指定する焼却施設。
廃棄の際は緑色の事業ごみ専用袋に入れます。
なお、事業ごみの廃棄は、必ず広島市専用のごみ袋に事業所名を明記しなければなりません。
それよりも大きな問題は搬入先でしょう。
一体誰が何処へどう運ぶのか。
（2）事業ごみの廃棄方法
事業ごみの運搬方法は主に2つのパターンが考えられます。
①自己運搬で処理場へ持っていく
②広島市が許可した収集運搬業者を利用する
たまたまゴミの種類が少なく、搬入先が近ければ自社でも対応できるかもしれません。
しかし大半の店舗や企業は現実的にそうした余裕はなく、収集運搬業者に依頼をするのが常。
その際、注意すべきは、依頼先の業者が
『広島市固形状一般廃棄物収集運搬業許可業者』
であるかどうか。
正式な許認可のない業者に依頼して不法投棄でもされたら、事業者が責任に問われる可能性もあります。
また、コスト削減のため、自己運搬を考える事業者もいらっしゃるかもしれませんが、
・可燃ごみ
・不燃ごみ
・プラスチックごみ
は、それぞれ搬入先が異なります。
その上、再生可能な紙類は焼却施設への搬入ができず、紙は細分化してリサイクルしなくてはいけません。
こうなると自社での事業ゴミ運搬は現実的ではなく、手間を省くためにも、許認可を受けたごみ処理業者への委託がおすすめとなります。
では、具体的にどんな業者があるのか？
２．広島市で事業ごみの回収をする際におすすめの業者
①株式会社タイヨー
【特徴】
株式会社タイヨーは創業65年の広島の不用品回収会社です。
同社が展開している「にこにこクリーン隊」では、産業廃棄物の回収に24時間体制で対応しています。年間6500件以上の収集実績を持ち、
- アパレル
- ホテル・旅館
- 百貨店・モール
- 不動産
- 一般企業
- ビルメンテナンス
- 町内会
- 学校
- 行政機関
- 個人商店
- オフィスビル
- 医療機関
といった多種多様な業種に対応。
また産業廃棄物の収集も行っており、広島県内のみの産業廃棄物にかかわらず、山口県・島根県・岡山市など広範囲の産業廃棄物収集運搬の許可を得ています。
定期回収・スポット回収・持込にも対応できるため、まずはお気軽にお問い合わせください。
広島市安芸区船越南５丁目１１－１
TEL:082-824-0110(代表)
FAX:082-824-0113
https://www.taiyo-net.co.jp
info@taiyo-net.co.jp
【許可一覧】
・設置
広島市一般廃棄物処理施設設置許可
広島市産業廃棄物処理施設設置許可
・処理、処分
府中町一般廃棄物処理業許可
坂町一般廃棄物処理業許可
海田町一般廃棄物処理業許可
広島市産業廃棄物処分業許可
・収集、運搬
広島市一般廃棄物収集運搬業許可
広島県産業廃棄物収集運搬業許可
広島市産業廃棄物収集運搬業許可
山口県産業廃棄物収集運搬業許可
岡山市産業廃棄物収集運搬業許可
島根県産業廃棄物収集運搬業許可
広島県特別管理産業廃棄物収集運搬業許可
・ほか
廃棄物再生事業者登録
古物許可証 など
３．おわりに
今回は令和2年に変更された事業ごみの分類と廃棄方法についてお話ししました。
処理でお困りの際は、広島市から認可を受けた事業ごみ回収のプロへの依頼を考えてみましょう。
