医療廃棄物の処分は認可を受けた回収業者へ!広島の認可業者をご紹介
医療従事者と患者両方の安全と衛生を保つために、医療器具や衛生用品の使用は必要不可欠。
たとえば感染症対策にあたる医療従事者は飛沫予防対策として
- ゴーグル
- フェイスシールド
- マスク
- 手袋
- ガウン
の着用が求められます。
しかし、同時に課題となるのが、医療器具や衛生用品の破棄です。医療施設の利用者が増えれば、当然器具や衛生用品の廃棄率も比例して増加します。
これらの医療廃棄物の処分は、法律に従い適正に行われなければなりません。
本記事では廃棄方法を解説するとともに、広島の認可済み業者を2つご紹介します。
1.医療廃棄物の定義と廃棄方法
(1)廃棄物の分類
廃棄物は大きく分けて2つに分類されます。
①一般廃棄物
例えば家庭ごみや一般ごみや粗大ごみなどです。
法に定義された産業廃棄物に該当しないごみは一般廃棄物になります。
一般廃棄遺物のうち爆発・毒性・感染性など人の健康や生活環境に被害を被る恐れのある廃棄物は「特別管理一般廃棄物」といいます。
②産業廃棄物
事業活動に伴って生じた廃棄物のうち法令で定められた20種類
産業廃棄物のうち爆発・毒性・感染性など人の健康や生活環境に被害を被る恐れのある廃棄物は「特別管理産業廃棄物」といいます。
(2)医療廃棄物について
一般的に医療廃棄物として想像の容易な「血液」「ガラス」「メス」「針」などは
「特別管理産業廃棄物」の「感染症廃棄物」に分類されます。
廃棄物の処理には都道府県知事の許可が必要です。「感染症廃棄物」とは感染症の恐れのある病原体が付着している恐れのある廃棄物をさします。「感染症廃棄物」も「感染症一般廃棄物」「感染症一般産業廃棄物」に分類されます。
2.感染症廃棄物の処理方法
廃棄するまでの期間、特別産業廃棄物保管基準に沿って保管します。廃棄物によって二次感染が起きないように徹底した管理を行わねばなりません。
廃棄処理に伴う廃棄物の運搬作業にも基準が定められており、許可された業者しか行うことはできません。また業者間での再委託も禁じられています。
感染症廃棄物の扱いはもちろん、廃棄を依頼する業者も慎重に選ばなくてはなりません。
以下、広島で認可を受けている業者を紹介します。
3.広島で医療廃棄物の処分を委託できるおすすめ業者
株式会社タイヨー
【特徴】
タイヨーは創業65年の不用品回収会社です。
同社が展開している「にこにこクリーン隊」では、産業廃棄物の回収に24時間体制で対応しています。年間6500件以上の収集実績を持ち、
- アパレル
- ホテル・旅館
- 百貨店・モール
- 不動産
- 一般企業
- ビルメンテナンス
- 町内会
- 学校
- 行政機関
- 個人商店
- オフィスビル
- 医療機関
といった多種多様な業種に対応。
定期回収・スポット回収両方に対応できるため、まずはお気軽にお問い合わせください。
広島市安芸区船越南5丁目11-1
TEL:082-824-0110(代表)
FAX:082-824-0113
https://www.taiyo-net.co.jp
info@taiyo-net.co.jp
【許可一覧】
・設置
広島市一般廃棄物処理施設設置許可
広島市産業廃棄物処理施設設置許可
・処理、処分
府中町一般廃棄物処理業許可
坂町一般廃棄物処理業許可
海田町一般廃棄物処理業許可
広島市産業廃棄物処分業許可
・収集、運搬
広島市一般廃棄物収集運搬業許可
広島県産業廃棄物収集運搬業許可
広島市産業廃棄物収集運搬業許可
山口県産業廃棄物収集運搬業許可
岡山市産業廃棄物収集運搬業許可
広島県特別管理産業廃棄物収集運搬業許可
・ほか
廃棄物再生事業者登録 など
[hfcm id="2″]
3.おわりに
特別管理産業廃棄物は扱いのできる業者が限られています。業者に頼んでも万が一その業者が不法投棄をした場合、悪質な不法投棄は医療機関側の責任も追及され罰せられますのできちんと認可を受けている業者を選ぶことが大切です。