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企業主導型の保育園とはどんな施設?広島市で利用できる園もご紹介

10月 2, 2023

保育園といえば、市立や私立のイメージが強いですよね。

広島市の保育園の中には、企業が主体となって運営している園があることをご存知でしょうか。

これから広島市で保育園を探す方、公立・私立の保育園に落ちてしまった方に検討していただきたいのが、企業主導型の保育園です。

企業主導型の保育園とは、一般的には、事業所の職員が利用する企業の保育施設です。

職員以外の地域の方も利用できる施設もあります。

本記事では、企業主導型保育園の解説と、利用が適している人と探し方、広島市内の企業主導型保育園についてまとめています。

1.企業主導型の保育園とは?通常の保育園との違いも

企業主導型保育園とは、企業が設置して、企業が運営する保育園です。

企業の従業員のほか、地域住民や他企業の受け入れも行う施設もあります。

企業主導型の保育園ができることで、待機児童の受け入れ先が増えて、労働者が働きやすくなります。

また、施設によって異なる、利用者に寄り添った柔軟なサービスも特徴です。

(1)企業主導型の保育園に関する3つの基礎知識

①内閣府が助成する制度

企業主導型の保育園は、内閣府が創設した「企業主導型保育事業」に基づき、助成を受けて企業が実施しているものです。

“企業主導型保育事業は、事業主拠出金を財源として、従業員の多様な働き方に応じた保育を提供する企業等を支援するとともに、待機児童対策に貢献することを目的として、平成28年度に創設されました。”

引用:企業主導型保育事業等(内閣府ホームページ)

②待機児童問題の解消となり地域貢献にもなっている

企業が保育事業を推進することで、従業員や地域における待機児童問題の解消に役立っています。

公立・私立の保育園の審査に落ちてしまった場合の受け皿として機能している場合もあります。

③様々な就業時間で働く労働者を支える仕組み

夜勤のある仕事、残業や休日出勤のある職場の方など、労働時間に合わせて柔軟に預けることができる施設もあります。

現代では、朝から夕方までの勤務形態の方ばかりとは限りません。通常の保育園では手が届かないところをサポートできるのも特徴です。

(2)通常の保育園との違い

①保育園の分類

保育園は、大きく分けて2つの種類があります。

  1. 認可保育所等(認可保育所、地域型保育事業、幼保連携型認定こども園)
  2. 認可外保施設

企業主導型の保育園は、2の認可外保育施設にあたります。

②通常の保育園(認可保育所)との違い

認可保育園との違いは、下記の通りです。

  • 設置基準
  • 事業目的
  • 申し込み方法
  • 保育料
  • 運営費

参考:認可外保育施設に関するQ&A(東京福祉保険局)

仕事やその他の事情で子をあずけたい保護者の支えになっているという点では、同じ役割を持っています。

(3)利用料金

企業主導型の保育園では、「利用者負担相当額」として定められている利用料金を踏まえています。

保育料が保護者の所得によって増減するわけではありません。気になる園があれば、利用料金を事前に問い合わせましょう。

(4)企業主導型保育園をおすすめしたい人

  • その企業の従業員、または利用契約を結んだ連携企業の従業員
  • 認定保育園の審査が通らなかった方
  • 変則勤務の労働時間が不規則な方と、夜勤等があり夜間を不在にする方

2.広島市の企業主導型保育園の探し方

まずは市のホームページから探しましょう。

また、求人情報を見る、企業を直接調べるという方法もあります。

(1)自治体のホームページを確認する

企業主導型保育園は、認可外保育施設の一種です。広島市の公式ホームページでは、「認可外保育施設情報一覧」にまとめています。(令和2年4月1日現在の情報)

※令和2年4月1日までに広島市に届出があった施設の情報です。

(2)保育士の求人情報を確認する

保育士の求人情報から探すのも方法の1つです。「indeed」や「保育のお仕事」などで

「広島市 企業主導型 保育園」等のキーワード検索をしてみると、保育士を募集している園が出てきます。

※求人情報なので、求人をしていない保育園は出てきません。

(3)利用したい企業を調べる

気になる企業があれば、制度を採用しているかをピンポイントで確認してみましょう。

もしかしたら、保育事業を展開しているかもしれません。

3.広島の企業主導型の保育園

広島市の公式ホームページに、広島市の認可外保育施設は一覧となってまとまっていますので、ご覧ください。

リンク:企業主導型の認可外保育施設情報(広島市公式ホームページ)

4.広島の保育園はたいようすくすく保育園へ!

株式会社タイヨーでは、平成30年4月より、・株式会社タイヨーに勤務する職員の育児支援、子育てを理由とした休職等職員の復職支援を目的とし、企業内保育施設である「たいようすくすく保育施設」をオープンしています。

①特徴

子供たちに「自分の夢を自分の力で叶える人」になってほしいという保育理念を根幹に

「自主性を育てること」「個性を大切にすること」「思いやりの気持ちが育つ場所を目指すこと」「自然との触れ合いを大切にすること」、という方針を掲げ、好奇心・想像力・理解力を育むことを目的として、季節に応じたたくさんのワクワクするような行事をはじめリトミック、オンライン英会話の授業など多様性のあるアプローチで子供たちの健やかな成長発達に働きかけています。

また、社員は実質無料で利用可能な点や、職場に隣接という、企業主導型保育園ならではの安心感、利便性の高さが魅力となっています。

②定員・開園時間

■定員:12名
■開園時間:7:30~18:30
■対象年齢:0歳~6歳

③住所・電話番号

■住所:広島市安芸区船越南5丁目11-1
■電話番号:082-824-0110(代表)
FAX:082-824-0113

【運営元所在地】

広島市安芸区船越南5丁目11-1
TEL:082-824-0110(代表)
FAX:082-824-0113
https://www.taiyo-net.co.jp
info@taiyo-net.co.jp

5.おわりに

企業主導型の保育園についてまとめると以下の通りです。

  • 内閣府の推進する事業で、企業は助成を受けて保育園を運営している。
  • 労働時間が変則的な方や、認可保育園の審査に落ちてしまった方におすすめ。
  • 広島市の企業型の保育園の情報を網羅的にまとめている、広島市のホームページを活用しよう。

施設により、24時間対応や延長保育の対応など、労働者が使いやすいように柔軟なサービスが用意されています。

公立保育園・私立保育園だけにこだわらす、ご自身の利用したいポイントを抑えた施設を検討してみましょう。