小学校の椅子と机をアップサイクルする「メグルカグプロジェクト」大崎町
リサイクル率日本一を通算14回獲得している鹿児島県大崎町で、小学校の椅子と机をアップサイクルする「メグルカグプロジェクト」が始まります。
鹿児島市に本社を構える株式会社久永と東串良町の山中醤油株式会社による協力のもと、4月24日から参加者を募っています。
「ゼロカーボン推進宣言」をしている鹿児島県大崎町では、20年前から「ごみを燃やさない」方針を実行。
地元住民と自治体による「混ぜればごみ、分ければ資源」をモットーにリサイクルに取り組んだ結果、12年連続を含む通算14回のリサイクル率日本一を達成してきました。
今回の「メグルカグプロジェクト」もそうした活動の一環。
廃棄予定だった小学校の椅子114脚と机117台をアップサイクルするため、個人・団体・企業と立場を問わず広く参加者を呼びかけています。
このプロジェクトにより「廃棄物削減と併せて資源の活用法を見出す、ひとつのきっかけとなることを目指す」とのことです。
応募期間は2023年5月〜2024年3月で、家具がなくなり次第終了。
前述のとおり誰でも参加できるプロジェクトですが、家具の引取範囲が大崎町から100km圏内となっていますのでご注意ください。
また、応募の際には「どんなアップサイクルを進めるか?」という簡単な説明が必要となり、作り直した椅子や机の画像など、資料の提供が求められます。
小学校の椅子や机は誰もが思い出を抱く懐かしくて温かい家具です。
どんな生まれ変わりを見せてくれるのか。
大崎町のサイトに掲載される日を待ちましょう。
【参考】
メグルカグプロジェクト(→link)