「あなたは他人の家のニオイが気になりますか?」LIXILの調査結果は?
自宅以外の友達の家、あるいは親戚宅に遊びに行ったときに感じる妙な違和感――他人の家のニオイが気になった経験は誰しも一度はおありでしょう。
見るからに清潔そうな部屋であっても何かが違う、落ち着かない。
あの原因って一体なんだろう?
そんな疑問を調査したのが住宅関連メーカーとして知られるLIXILです。
まずは最初の質問。
「他人の家に行って何らかの臭いが気になったことはありますか?」という問いに対して、何パーセントがYESと答えたか、ご想像つきますでしょうか。
答えは70.5%という、なかなか高い数字。
では、その気になった「何らかの臭い」とは一体なんだったのか。こちらは1位から5位までランキングで記しますので、皆様もよろしければご想像ください。
まずは5位から!
5位「靴の臭い」
これは、そのまんまと言いましょうか。あまりに鼻が良すぎて、一番近くの臭いを感じ取ってしまった気もしますね。
部屋の中に入ったら入ったで、また別の臭いを感じ取ってしまいそう。
お次は4位です!
4位「人工的な芳香剤の臭い」
“あるあるネタ”かと思うぐらい、ありますねー! 時に、他の香りも混ざり、なんとも言えない気持ち悪さをもたらす。
それでいて決して無くならない。不思議な存在感。
お次は3位です!
3位「タバコの臭い」
税金による値上がり、あるいは嫌煙ブームによる喫煙場所の減少など。
昨今のタバコ離れで禁煙の家も増えていて、パパが自宅で吸うにしても換気扇の下など、かなり制限が効いているようにも思えるのですが、自宅だとそうでもないんですね。
お次は2位!ここから2つもありますかね……?
2位「特定できないがなんとなく臭う」
「なんじゃそりゃ~!」と言いたくなると同時に、「ウン、ウン」と頷きたくなる回答でもありますね。
そうなんです。理屈じゃなくてニオイは好き嫌いであり、嫌なときには臭ってくるもんなんですよね。
では1位へ。答えは多くの方が予想ついたかもしれませんが……。
1位「ペットの臭い」
もう、これは仕方ないとしか言いようがないですね。小型犬を毎日洗って飼っていたとしても、知らない誰かにとっては非常に異質な存在ですから、すぐに気づいてしまう。
人間も動物だということがわかる瞬間かもしれません。
と、この答えが他人事でいられないのが日本人らしいところと申しましょうか。
自分の家も同様に臭っているのではないか?と心配される方は8割以上もいるようで、主な対策として以下のような取組をしていました。
・換気をしたり(42.2%)
・ごみを早めに外へ出す(33.3%)
・臭いものに蓋をして密閉(28.1%)
・洗濯物をためない(32.1%)
・芳香剤などを使用(31.2%)
LIXILには、室内の湿気や臭気を吸収する素材「エコカラット」という製品があります。他にもニオイ対策の設備はありそうで、調査を読んでいると思わず購入したくなりますね。
【参考】
株式会社LIXIL住宅研究所(→link)