ごみ屋敷は全国に5,224件~環境省による初の全国調査 5年間で確認

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2018年以降の5年間で、全国にはどれだけの「ごみ屋敷」があったのか?

環境省が初となる全国調査を実施した結果、合計5,224件の「ごみ屋敷」が確認されたことが判明しました。

ごみ屋敷

悪臭や害虫、道路へのはみ出しなど。

周辺住民とのトラブルにも発展しかねない「ごみ屋敷」がどれだけ存在するか、環境省では1,741市区町村を対象に調査を実施。

その結果、661の市区町村で確認され、最多は東京の880件、以降、愛知県が538件、千葉県が341件と続きました。

調査では「ごみ屋敷がどれだけ改善されたか?」という点もリサーチされていて、最も割合が高かったのが広島の74.6%で、次が愛知県の72.9%となっています。

しかし、全体で見ると、ごみの撤去が確認されたのは2,588件(49.5%)と半数に届かず、所有者から「ごみではない」と主張されると無理に排除はできない、私有地における対応の難しさが浮き彫りになっています。

なお、ごみ屋敷の対策として条例が設置されているのは101自治体しかなく、罰則規定まで盛り込んでいるのは26自治体にまで絞られます。

【参考】
環境省(→link

 

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Posted by バケツ君