ものづくり・環境・観光がテーマ「みんなの工場」が4/28に北海道でOPEN
廃校となった小学校の跡地に工場を建設し、同時に“ものづくり・環境・観光”をテーマとした「みんなの工場」が4月28日、北海道砂川市にオープン。
同地で創業した株式会社シロが「感動体験を持ち帰ることのできる場所」として2021年6月から取り組んでいた計画で、コロナ禍からの脱却をはかる北海道観光業にとっては、GWの集客にも繋がる明るいニュースとなりそうです。
「みんなの工場」は、北海道砂川市の市民や子供たちの意見を取り入れながら開発が進められてきた施設。
地元・江陽小学校の跡地を買い取った株式会社シロが、同地での建設を進める工場を「みんなの工場」とすることで、ショップやカフェ、キッズスペースなども用意することとなりました。
その大きな特徴は、人と環境に配慮したことでしょう。
施設内の外壁や家具などは、森の循環を促すために間伐した木材で作られ、株式会社シロが手掛けるコスメブランド・SHIROの商品が生産される場面もガラス張りで公開。
酒かすを手作業で搾ったりする行程など、人の手で丁寧に進められている作業を見ることができるだけでなく、見学者がオリジナル香水を作れる“ものづくり体験”もできるようになっています。
とりわけ天井部分に張られたジャングルネットは子供たちに好評となること間違い無さそうですが、彼らが遊んで盛り上がる声を吸収するための吸音材がスタッフの古いユニフォームで作られたという徹底ぶりです。
「みんなの工場」のある砂川市は、実は立地にも恵まれています。
札幌から車で約90分の距離なのですが、旭山動物園の旭川市や、ラベンダー畑などで御馴染みの富良野市などへ向かう中間地点にあるのです。
そのため遠方からの観光バスだけでなく、道内の道産子たちにも人気を博す可能性も。
今年のGWで北海道を回る予定の方は、今からでもコースの中に組み込まれて良いかもしれません。
同市ではサイト制作からして入念に準備されていますので、ご興味をお持ちの方は以下のリンクからご覧ください。
【参考】
みんなの工場公式サイト(→link)
みんなのすながわ(→link)