幼児向け金融教育プログラム「おみせやさんごっこ」がリリース
日常の家賃や食費だけでなく、老後の生活資金など。
人々が社会に貢献しながら、自分の足で生きていくためには一歩進んだ「金融リテラシー」が求められるようになり、早期の教育機会も求められるようになっている――。
そんな需要に応えるようにして、幼児向けの金融教育プログラム「おみせやさんごっこ」が開発されました。
「マネードクター」を運営している株式会社FPパートナーが10日に発表しています。
「おみせやさんごっこ」は、5~6才児を対象にした体験型プログラムで、お金を「知る・得る・使う」を通じて学ぶもの。
お金の価値や両親への感謝などを理解してもらうのが狙いですが、驚きなのは、その実践的な取組でしょう。
1日だけの体験教室に終わるのではなく、実に1~2週間かけて学ぶというのです。
プログラムの最終日には、子供たちが自ら店長になり、仕入れや開店準備、販売なども進めるというのですから、ご両親はお子さんの成長っぷりに驚かれるかもしれません。
日本は、あまりにも保守的な姿勢から世界でも有数のタンス預金国家であることが指摘され、貯蓄以外の運用「iDeco」や「NISA」なども政府から訴えられると同時に、民間でも年齢の早い段階からの金融教育も望まれてきました。
2022年4月からは高等学校でも金融教育の授業が導入されており、日に日に需要は高まっています。
「おみせやさんごっこ」を提供する株式会社FPパートナーは、東京証券取引所のグロース市場に上場している企業で、保険や資金運用の提案が主要な事業。
プログラムへの参加者からは「金融教育に早すぎることはないと聞き、すぐにでも始めていきたいと思いました。外国ではこんなことを学んでいるといった具体的な事例もとても参考になりました!」といった声もあがっており、今後ますます人気が高まっていきそうな状況となっています。
【参考】
株式会社FPパートナー(→link)
社会福祉法人檸檬会(→link)