日本最多の海洋ゴミが漂着する『対馬の海ごみから未来を考える展』

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四方を海に囲まれた日本にとって海洋ゴミは今そこにある危機。

その中でも、国内で最も多くの海洋ゴミが漂着するのが対馬であることを皆さんはご存知でしょうか?

福岡でアウトドア用品の販売を手掛ける株式会社ヤマップでは、2月27日から『対馬の海ごみから未来を考える展』を開催します。

『対馬の海ごみから未来を考える展』
対馬に漂着した海洋ごみの一部

九州と朝鮮半島の間にあり、古代から文化交易の拠点として発展してきた対馬。

独自の歴史を残す魅力的な島に、なぜ日本国内最多ともなる海洋ゴミが漂着してしまうのか?

上掲の画像はその一部ですが、答えは立地にあります。

日本海の入口に位置し、海流や季節風の影響をまともに受けた結果、対馬へゴミが流れ着くというのです。

福岡でアウトドアショップを経営する株式会社ヤマップでは、そんな対馬を筆頭に、日本列島ひいては世界の海洋ゴミ問題を解決すべく、2月27日から『対馬の海ごみから未来を考える展』を開催します。

対馬では、以前から海洋ゴミを処理する取組が行われてきましたが、昨今はその処理能力を上回る膨大な量が漂着。

そのままに放置しておけばプラスチックの劣化やマイクロプラスチック化による生態系への影響など、広く日本海沿岸にも被害が拡大する危険性もあり、他のエリアでも決して他人事とは言えない状況になっています。

漂着物を旅行用のトランクに詰め込んだ展示物(トランク・ミュージアム®︎対馬版)

イベントの開催場所はYAMAP STORE(〒812-0011 福岡県福岡市博多区博多駅前3丁目23-20 博多AGビル 5F)。

時間は12時~18時で入場料は無料、3月3日にはトークイベントも開催されます(要予約)。

【参考】
株式会社ヤマップ(→link
PR TIMES(→link

 

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Posted by バケツ君