吉野家のテイクアウト用ごみ袋「お米」のバイオマスプラスチックを利用
株式会社吉野家は13日、テイクアウト用レジ袋の原料に、国産米から製造したバイオマスプラスチック「ライスレジン」を利用すると発表しました。
食用に適さない古米や、菓子メーカーで発生した粉砕米、あるいは休耕田で生産された資源米など。
従来は廃棄される米から作られたバイオマスプラスチックがライスレジンであり、東京都千代田区に本社を置くバイオマスレジンホールディングスグループが開発。
吉野家では、2020年7月から植物性由来原料のレジ袋を3種類用意して、年間約30トンの石油由来プラスチック使用量を減らしていましたが、今後は3種類のレジ袋のうち1種類の原料が「ライスレジン」に切り替えられることになりました。
バイオマスプラスチックは焼却しても二酸化炭素濃度を上昇させない特長があります。
主力の商品「牛丼」と「米」が切っても切れない関係にある吉野家では、今後もレジ袋のすべてに穀物や植物由来の原料を仕様することで、「環境負荷の低減に務めてまいります」としています。
【参考】
YOSHINOYA HOLDINGS(→link)
PR TIMES(→link)