国産木製サッシ「MADOBA」を羽田空港に設置~新時代の環境配慮型「窓」とは?
窓をはめるサッシといえばアルミやプラスチックが定番。
マンションにせよ一戸建てにせよ、多くの住宅で用いられているが、株式会社日本の窓から発売されている環境配慮型の木製サッシ「MADOBA」に注目が集まっている。

「MADOBA」は杉を用いて作られた国産の木製サッシ。
日本の窓を変える――そんなコンセプトの元に株式会社日本の窓が開発し、2025年2月20日に羽田空港第1ターミナルで設置事例が公開された。
木製サッシはリサイクルが容易で、断熱性能が高く、冷暖房のエネルギー効率が良いにもかかわらず、全国でのシェアは1%にも満たないほどマイナーな存在。
そこで日本の窓ではCO2の排出量を軽減しながら、高性能でもある木製サッシの導入を進めるため「MADOBA」を開発した。
また、羽田空港を運営する日本空港ビルデング株式会社では「Radi-Cool(ラディクール)」と呼ばれる環境配慮型の放射冷却システムを用いており、「MADOBA」との併用による相乗効果を期待。
今後、利用者のニーズに応えて幅広く対応していくよう、製品展開を進めていくという。
【参考】
株式会社日本の窓(→link)
日本空港ビルデング株式会社(→link)