ファストファッションのH&Mグループがサステナビリティレポート2024を発表
スウェーデン発のファストファッションブランドとして世界に展開するH&Mグループが28日、サステナビリティレポート2024を発表した。
100ページに及ぶリポートは誰でも閲覧可能でこちらのページ(→link)から入手することができる。
2030年までにすべての原材料をリサイクルあるいは持続可能な方法で調達することを目標に掲げているH&Mグループ。
その最新のサステナビリティレポート2024によると、リサイクル素材だけで作られる衣料品の割合は29.5%に達し、同社が目標としていた2025年30%を1年前倒しでほぼ達成した。
プラスチック包装も2018年と比較して54%削減しており、こちらも2025年に25%削減という目標を前倒しで達成した。
また、現場で使われていた石炭ボイラーを2022年の118工場から27工場にまで減らし、2026年には現場での石炭使用を完全に廃止するという。
H&Mは世界77カ国で4,213店舗を展開し、売上は3兆3千億円を超え、ファストファッションとしては世界第2位の規模を誇る。
1位はZARAブランドを運営するインディテックスで、その売上は6兆円3千億円超え。
ユニクロは3兆1千億円でH&Mの次につけている。
【参考】
H&Mグループのサステナビリティレポート2024(→link)