ビニール傘をアップサイクルした「傘型バッグ」が斬新というか違和感というか
もう使わなくなった製品の素材を別のものに生まれ変わらせて別の新たな価値を持たせる――。
アップサイクルは非常に有効なサステナブルの手段だが、そこに“斬新”さという強めのスパイスを加えたのがアップサイクルブランドのPLASTICITY(プラスティシティ)。
同社では廃ビニール傘の再利用に取り組んでおり、今回は「そのまんま!」とも言えるインパクトの大きな新商品を発表した。
それが傘型バッグである。
これは傘なのか、バッグなのか――。
誰もが目を奪われるデザインであるが、一体どうやって作られたのか?
まずはビニール傘からビニールを取り出し、それを幾重にも重ねて独自のプレス加工をした生地を製作。
それを傘の形に仕上げながら、バッグの機能を持っている。
ビニール傘と言われれば確かにそうだと思えるが、それでも持ち歩くモデルの姿を見ると、なんだかモヤモヤが止まらなくなってしまう。
それというのも無理はない。
今回のデザインを担当したdoublet(ダブレット)というブランドは「違和感のある日常着」というコンセプトのもとに、遊び心のあるデザインを展開しているとのこと。
皆の目が奪われて、ある意味、当然の仕掛けだったのである。
なお、価格は35,200円(税込)であり、サイズはH510mm×W180mm。
購入はPLASTICITYの公式サイトから(→link)。
【参考】
PLASTICITY(→link)