海洋散骨需要が5年で8.3倍に急増!年間件数は1,200を突破:シーセレモニー
「故人の旅立ちを大切な記念日に」というコンセプトで海洋散骨サービスを提供している「海洋記念葬®シーセレモニー」が同社の2024年7~12月の実施件数を分析。
その結果、没後はお墓ではなく海へ散骨という数が5年で8.3倍に急増していることがわかった。
シーセレモニーでは2010年から貸切のクルージング事業を開始してきたが、そのノウハウを基に2019年から海洋散骨のサービスを開始。
現在では、年間1,200件以上の機会を提供するようになり、5年で8.38倍に急増しているという。
近年の葬儀は「家族葬」や「直葬」など、参列者の数が縮小する方向にあり、シーセレモニーでも少人数で船を貸し切る「ファミリー散骨」の需要が高まっているとのこと。
同社スタッフに散骨を任せる「代理散骨」は21%、家族が乗船して自ら散骨を行う「乗船散骨」は73%になっているという(2023年7~2024年6月)。
サービスの開始当初は「お墓がない」という理由も見られたが、最近では「故人の希望」というケースも増えていて、2023年10月からはハワイやグアムなど、海外リゾート地でも海洋散骨が行われている。
シーセレモニーでは、全国あるいは海外での散骨サービスを拡充するため、フランチャイズの加盟も募集している。
【参考】
シーセレモニー(→link)