阪神タイガース7回攻撃時の“ジェット風船” 再資源化に向けた実証実験を実施
プロ野球12球団の中でも圧倒的熱量のファンたちに支えられている阪神タイガース。
“ラッキー7”となる7回裏の攻撃時にジェット風船を一斉に空へ放つ応援スタイルは、もはや試合を彩る風物詩にもなっているが、このときの使用済みジェット風船を再資源化するための実証実験が阪神甲子園球場で行われる。
実験が行われるのは3月9日(日)巨人戦(オープン戦)と、4月13日(日)の中日戦(公式戦)の計2日間。
試合が始まってから2時間以内に入場券を見せるとジェット風船と専用ポンプが渡される手順になっており、7回の攻撃時に使用後、球場内に設置された専用ボックスへの回収に協力するという流れだ。
ジェット風船の空気注入部分はペットボトルの再生材が使われているという。
雨天等により試合が中止になった場合、実証実験の振替は行われない。
阪神甲子園球場では2021年12月9日から「KOSHIEN“eco”Challenge」というプロジェクトを実施しており、これまでもプラカップのリサイクルに取り組むなど「環境に優しい球場を目指している」という。
【参考】
阪神甲子園球場(→link)