5年前と比較して76%のゴミ削減に成功した「第19回湘南国際マラソン」
参加者総数20,862人を数え、2024年12月1日に開催された「第19回湘南国際マラソン」。
ゴミ削減に向けて様々な取組で挑んだ今大会では、2019年時に比べて76%ものゴミが削減できたという。
西湘バイパス大磯西IC前からスタートして湘南の海岸線を走り、江の島で折り返して、今度は大磯プリンスホテルのゴールへ向かう――。
湘南国際マラソンでは“持続可能なマラソン”を目指して様々な取組を実施。
例えば、これまではスタート前にランナーが防寒具として着用していた「使い捨てレインコート」や「ポリ袋」の利用を止め、5km地点でウェアを回収して、レース後に返却する「クリーンスタートプラン」を導入。
過去の大会では120kg以上も出ていたゴミが今回は50kgにまで削減された。
さらに約200ヶ所ある給水所ではマイカップ・マイボトルを利用することになり、同地点でのゴミは今年ゼロとなった。
こうした取組やゴミ捨て防止の呼びかけを積極的に行った結果、2019年には11,495kgあったゴミの総量が、今回2024年には2,811kgと76%の削減に成功。
今後もゴミを出さないマラソン大会に向けて前進を続けるとしている。
なお、同大会ではリサイクルやリユースのため、不要になったTシャツやシューズの回収を行い、242kgが集まったという。
次回の「第20回湘南国際マラソン」は2025年12月7日に開催予定だ。
【参考】
湘南国際マラソン公式サイト(→link)