海洋ごみを回収して“トイレサイン”にアップサイクル:福井県あわら市

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狭い国土ながら周囲を海に囲まれた日本の各自治体で頭を悩ませているのが海岸に流れ着く海洋ごみ。

福井県あらわ市では、環境保全のため海岸清掃を行っているが、今回、回収されたゴミをアップサイクルして「トイレサイン」を設置したという。

海洋ごみを回収して“トイレサイン”にアップサイクル:福井県あわら市

福井県あらわ市では10月26日に「あわらの海岸をキレイにしよう」という清掃イベントを実施。

100人を超える参加者が約1400キロの海洋ごみを回収するに至った。

同イベントでは単にゴミを拾うだけでなく、地元企業・トンカンテラスの協力を得て、ごみの処分方法や費用などを考え、このとき集められた海洋ごみをアップサイクルしてトイレサインを製作。

えちぜん鉄道あわら湯のまち駅のトイレに設置した。

海洋ごみ問題に取り組むトンカンテラスでは、普段から廃棄物をアップサイクルすることを進めており、「ゼロカーボンシティ宣言」をしているあらわ市では今後も市民や事業者の協力を得て、2050年までの二酸化炭素排出量ゼロを目指すという。

【参考】
福井県あらわ市(→link
トンカンテラス(→link

 

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Posted by バケツ君