三井物産とセブンイレブンが100%バイオディーゼル燃料を活用した配送をスタート
三井物産とセブンイレブンでは、店舗へ商品を配送するトラックに100%のバイオディーゼル燃料を用いる実証実験を始めた。
今回の取組で用いられるバイオディーゼル燃料は、植物由来の使用済み油から精製されたもの。
大阪府や京都府など約1,500店舗のセブンイレブンで回収した油を高純度のバイオ燃料に精製したもので、同社の配送車に給油すると、大阪方面の店舗へ商品が届けられる仕組みだ。
バイオ燃料の精製や供給管理などは、すべて三井物産の100%子会社が実施。
今後は、CO2の削減分析に加え、燃費などの走行データも収集して、将来的な車両台数やエリアの拡大を検討しているという。
両社では、これまでも水素燃料の小型トラックやEVトラックなどの導入をしてきたが、今後も様々な取組でカーボンニュートラルの実現を目指すとしている。
【参考】
三井物産流通グループ(→link)