玉川髙島屋のゴミ置き場が近未来的な「リサイクルステーション」に変貌
まずは以下の画像をご覧いただきたい。
モノクロ調の洒落た写真で、いささか近未来的な雰囲気も漂っているこの一枚。
中央の看板に「Recycle Station」とあるように、実は玉川高島屋が従来の“ゴミ置き場”をリニューアルさせた「リサイクルステーション」なのである。
2024年11月15日から生まれ変わって稼働しており、そこで用いられているのがレコテック株式会社が開発した
・次世代型廃棄物計量管理システム「pool」
というシステムだ。
回収される廃棄物を管理する仕組みのことで、タッチパネルで体感的に操作できるのが特長。
どのテナントがいつ、どれだけの分量を処分したか――廃棄物やリサイクル資源の分量が自動で識別されるため、ミスなく計算ができる。
これまで手作業で毎日9時間以上の作業時間を要していたものが一瞬でデータ処理されるようになり、資源の分別だけでなく業務効率も著しく向上したという。
同システムはリアルタイムで管理ができるため、ユーザーの分別意識が向上するメリットもあり、施設全体のパフォーマンスもあがるとのこと。
玉川高島屋では「ショッピングセンターをサステナビリティの象徴になる“循環型社会のターミナル”にしていきたい」としている。
【参考】
レコテック株式会社(→link)