日本初!酒類のペットボトルキャップで水平リサイクルの実証実験を開始:KIRIN
ペットボトルを再びペットボトルとして。
あるいはボトルキャップを再びボトルキャップとして。
同じ製品として再生することを「水平リサイクル」というが、キリンビールと日本山村硝子では、日本初となる酒類のボトルキャップ水平リサイクルに取り込むため、実証実験を始めるという。
実験がスタートするのは2024年中旬から。
同社の会員制生ビールサービスで提供している「一番搾りプレミアム」の1Lペットボトルのキャップに導入されるという。
酒類のペットボトルキャップで水平リサイクルが取り組まれるのは日本初のこと。
ボトルキャップは、実は内装部と外装部にパーツが分かれていて、これまでは中身と接触する内装部での安全基準が担保できないことから見送られてきた。
今回は、まず外装部にリサイクル素材を混合し、約4万個のキャップを作成。
キャップ1個当たりにつき、温室効果ガスの排出量を約1.7g削減できる見込みだという。
リサイクルを担当する日本山村硝子では、今後もリサイクル技術を発展させ、ガスを発生させない回収スキームの確立を目指していくという。
【参考】
日本山村硝子株式会社(→link)
KIRIN(→link)