『PETボトルリサイクル年次報告書2024』が発刊～気になるリサイクル率は85%
ペットボトルの製造メーカーや飲料メーカーなどで構成される「ペットボトルリサイクル推進協議会」から『PETボトルリサイクル年次報告書2024』が発刊された。
2023年におけるペットボトルの3R（リユース・リデュース・リサイクル）の数値をまとめたもので、注目されるリサイクル率は目標の85%をちょうどクリアするも、昨年と比べて1.9ポイントの減少となった。
「PETボトルリサイクル年次報告書」は2001年以来、毎年作成されるもので「３R」の取り組みを広く啓発するのが狙い。
2023年はリサイクル率と同様、リデュース率（軽量化率）にも目標を定められ、こちらも25%以上をクリアする28.4%となり、昨年から0.7%の伸び率となった。
ペットボトルを再びペットボトルとして利用するための「水平リサイクル」については33.7%となり、前年度の29.0%から大幅に増加している。
報告書の冊子は全部で20ページあり、PDFでのDLも可能。
推進協議会では、今後もペットボトルの「3R」推進を目指し、真摯に取り組んでいくとしている。
【参考】
「PETボトルリサイクル年次報告書2024PDF版」（→link）