リサイクル困難な太陽光パネルの廃棄ガラス~コンクリブロックとして再利用!
空が晴れている限り太陽光発電は永遠に続くサステナブルなエネルギーだが、光を吸収するパネルはそうではない。
一般的には20~30年が寿命とされていて、東日本大震災から約20年後の2030年代を迎えると、2011年辺りに急増したパネルの廃棄処分が急増する見込み。
そのとき困るのがガラス部品の処分――これを舗装ブロックにする技術を開発したのが株式会社ユニソンだ。
通常はリサイクルできない太陽光パネルのガラス部分をいかにしてリサイクル素材にするのか?
株式会社ユニソンでは、まずガラスを砂状に加工。
天然砂の代わりにそれを利用してコンクリートブロックを作り上げることに成功した。
その名も「サーキュラーペイブ Solar」である。
サイズは300mm×300mm×60mmで重量は12.3kg。
気になる価格は14,800~16,800円となっている。
ガラスが砂の代わりになるため、天然資源を守ることにも繋がる本製品はデザインも優れていて、天然のクォーツ(石英)のような見栄えになっている。
なお、経済産業省では今なお太陽光発電事業に注力しており、新規の事業者を募っている状況だ。
【参考】
株式会社ユニソン(→link)