“海洋ごみ”の一歩手前で回収!再生プラスチック「POP」でペットボトルを製造
海洋プラスチック問題が年々深刻化している。
特に、海に流れ出て5mm以下に粉砕されたマイクロプラスチックは、海洋生物だけでなく人体にも悪影響を与える懸念があり、各自治体や企業での対応も急務。
立花容器株式会社では、世界の沿岸地域で回収されたプラスチックから再生された素材のPOP(Preventde Ocean Plastic)を用いて、新たにペットボトルを製造する体制を構築している。
海洋ごみの多くは、直接、海に廃棄されたものではない。
市街地などで放置されたり捨てられたりしたものが、やがて川を流れて海へ到達するケースがほとんど。
つまりは海へ流れる前にごみを回収してしまうことが肝要であり、それをリサイクルできれば資源の循環に繋がる。
そうして集められたプラスチックからできた再生素材・POP(Preventde Ocean Plastic)を用いてペットボトルを製造しているのが立花容器株式会社だ。
同社では、ナチュラルコスメブランドとして知られるLUSHにも再生ペットボトルを供給。
「本製品を通して、海洋ごみ問題、環境問題についての問題提起と海洋生物が生きやすい世の中を創っていきたい」としている。
【参考】
立花容器株式会社(→link)