リユース機能も有した「粗大ごみ回収アプリ」が近畿大学主催のプロトフェスで受賞
「マグロ大学って言うてるヤツ、誰や?」「近大をぶっ壊す。」「早慶近」などのキャッチコピーで話題になったかと思えば、2023年度の大学受験では10年連続で志願者数1位を獲得するなど。
今や名実ともに人気日本一の近畿大学で『プロト・フェス』が開催され、リユース機能も有した「粗大ごみ回収アプリ」がサステイナブル・インパクトアワードを受賞した。
近畿大学の『プロト・フェス』とは「たまたま思いついたアイデア」や「コンテストや社内審査で評価されなかったアイデア」を持ち寄り実現化を目指すためのイベントで、9月20~21日に実施。
経済産業省はじめ各自治体などが後援・協力して開かれ、今年の「サステイナブル・インパクトアワー」で株式会社ワサビが開発中の「粗大ごみ回収アプリ」が受賞した。
このアプリは、従来の回収フローに「リユース機能」を組み込んだもので、利用者が収集業者に物品を渡すと「処分場」あるいは「リユース事業者」に運搬。
利用者の手間を増やすことなく再生品に回すことができる。
アプリのUI開発については、株式会社ワサビと近畿大学の名渕研究室と共同で行われ、色覚障害者にも使いやすい仕様になっているとのこと。
利用者は従来通り回収場所へ粗大ごみを出すだけで、簡単にリユースが可能となり、粗大ゴミやCO2の削減に繋がる仕組みだ。
【参考】
株式会社ワサビ(→link)