100周年の阪神甲子園球場 “銀傘”をアルプススタンドまで拡張 太陽光パネルの設置も

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夏の風物詩・甲子園。

今夏は8月7日に開幕するが、その舞台となる阪神甲子園球場が今年8月1日に百周年を迎え、観客席を覆う屋根の“銀傘”がアルプススタンドまで拡張工事されることが決まった。

阪神甲子園球場を覆う銀傘をアルプススタンドまで拡張

アルプススタンドとは、内野席と外野席の間に位置する観客席で、甲子園に出場する各チームの応援団が陣取る場所として知られる。

しかし、真夏の炎天下では熱中症の危険性もあり、以前から同球場の屋根である“銀傘”を拡張すべきではないか?という検討が重ねられてきた。

その結果、2023年7月に阪神電気鉄道株式会社から「銀傘拡張構想」が発表され、今回その計画内容が決定。

150億円の予算を投じ、新たに3,328平方メートルの拡張工事が2024年11月から始まることになった。

拡張部分の外壁にはリサイクル素材が活用され、新たに拡張される銀傘には太陽光パネルも設置されるという。

工事は2028年3月に完了を予定。

そもそもこの銀傘、戦前はアルプススタンドまで覆う「大鉄傘」と呼ばれていたが、戦争に伴う金属供出ですべて取り外されていた。

阪神電気鉄道株式会社では「今後は平和の象徴として完全復活させたい」としている。

【参考】
阪神甲子園球場(→link

 

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Posted by バケツ君