亡くなったら遺骨は海へ「海洋散骨」の需要が急増~ハワイやグアムなどでも
故人様の旅立ちを大切な記念日に――。
そんなコンセプトで故人の遺骨を海に散骨するサービスを手掛ける「海洋記念葬®シーセレモニー」によると、海洋散骨の利用者が急増している。
この5年間で約7倍に増加し、来期は1,000件を超える見込みだ。
船舶・海辺のプロフェッショナルとして2010年から海洋での“記念日”サービスを手掛けてきたシーセレモニーでは、2019年に海洋散骨のサービスを開始。
当初は「お墓がない」「費用が安い」といった理由の方が中心だったが、最近では「故人の希望だったから」とか、本人から「この海に還してほしい」といった希望があったなど、積極的な意図で使われているようになっているという。
結果、その需要は5年で7倍以上に増加しており、来期は1,000件以上の利用が想定されている。
シーセレモニーによると「ファミリー散骨」と呼ばれる貸切船で「故人を偲ぶ場」として使われることが多いようで、「自らの手で散骨したい」という遺族も増えているそうだ。
最近はハワイやグアムなど、リゾート地での海洋散骨サービスを手掛けており、特にハワイエリアでは前年比で500%以上の伸びになっているとのこと。
【参考】
海洋記念葬®シーセレモニー(→link)