着物の「帯」をリメイクしてスリッパを作ろう!神戸きものリメイク
アロハシャツが着物から生まれたように。
あるいはチャイナドレスにリメイクされたり。
様々なカタチに生まれ変わるのが得意な着物。
今回、その「帯」を利用してスリッパを作ろう!というクラウドファンディングが「神戸きものリメイク」の香賀登(かがと)氏よって進められている。
香賀登氏によると、日本の家庭には約4億本もの帯が眠っているとされ、放っておけば全てが廃棄される運命にある。
実際、香賀登氏の場合も、知人宅で身の回り品を整理しているときに思い出の詰まった着物が処分されそうになり、そこで相談を受けて思いついたのが帯スリッパだった。
普段使いだけでなく、来客用に、あるいは旅行先で。様々な場面で使うことのできるスリッパであれば実用性もある。
そこで香賀登氏は、日本の帯という伝統美に加え、快適な履き心地を有したカタチにこだわり、徳島のスリッパメーカーである佐藤化学と共同で開発。
特許庁の実用新案としても認められたという(実用-3231101)。
一本の帯から約5足。
熟練の職人の手により裁断や縫製等が行われ、出来上がったのが写真の見本。
クラウドファンディングでは10,000円から受け付けている。
興味のある方はこちらのリンクから(→link)。
【参考】
神戸きものリメイク(→link)
帯×スリッパで日本から世界へ -伝統と未来を世界に-(→link)。