羽毛ふとんのリフォーム受注が前年比3倍以上で専用の工場も新設!寝具大手の西川

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寝具の大手メーカー昭和西川株式会社では羽毛ふとんのリフォームを取り扱っている。

主に総合スーパーやホームセンターなどで受注を行っており、今年3月1日から7月15日にかけての取扱高が前年比で330%以上になっていると発表した。

西川の羽毛ふとんリフォーム

世界的なインフレ事情を受けて、羽毛ふとんの原料も高騰。

しかし同社では、それ以上にユーザーの「資源を循環させる意識が高まっている」と分析、今回の調査結果のように前年比で3倍以上になったと見込んでいる。

そうした状況を受け、同社では4月、埼玉県本庄市に羽毛ふとんのリフォーム工場を新設。

回収した羽毛を洗って再び使うための洗浄ラインを4本(8月に2本追加)、充填機を4台設置し、年間5万枚の羽毛ふとんリフォームを予定している。

同社によると、羽毛ふとんのリフォームはまだまだ需要が伸びそうだ。

例えば、東京23区における2022年度の粗大ゴミは、家具や電化製品などを押さえてふとんがトップにあり、その総量は年間100万枚にも達する。

仮にすべてが羽毛ふとんだった場合、1800トンものCO2が排出されることになる反面、リフォームに回せば、それだけ環境に良き影響を与えることとなる。

西川の羽毛リフォーム工場では

①羽毛ふとんを解体

②洗浄・除塵・感想

③足し羽毛

④新しいカバーへの充塡・異物混入などの確認

というように管理を徹底し、利用者の羽毛ふとんを1枚1枚大切に加工しているという。

同社によると、羽毛ふとんは手入れをすれば100年以上使えるとのこと。

持続可能な社会に向けて、寝具は侮れない存在となっている。

【参考】
昭和西川株式会社(→link

 

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Posted by バケツ君