国内の自治体初!鎌倉市で雑貨リユースのための回収ボックス「PASSTO」を導入
不要になった雑貨やおもちゃを集め、リユースできるかリサイクルに用いるか自動で選別し、再利用へ用いるための回収ボックス「PASSTO(パスト)」が鎌倉市で設置される。
PASSTOとは株式会社ECOMMITが提供する雑貨やおもちゃのためのリユース・リサイクルシステム。
同社の用意した回収ボックスにて市民の不要品を回収すると、それを選別・循環させて、新たに価値を持たせるのが狙いで、これを導入する鎌倉市では自治体としては初の試みとなる。
もともと鎌倉市は循環型社会への取組が積極的であり、過去30年間で60%のごみを削減。
人口10万人以上の都市としては全国1位となるリサイクル率56.3%を記録している。
さらなるごみの減量・資源化に向け、「PASSTO」の設置を進める鎌倉市では、手始めに市役所内に設置し、順次その拠点を拡大していくという。
なお、「PASSTO」で回収された不要品はECOMMITの循環センターに集められ、その後、選別のための工程を経て、リユースあるいは再資源化へ回される。
その工程は常に可視化され、透明性の高い循環の実現を目指しているという。
【参考】
株式会社ECOMMIT(→link)