キユーピーと味の素がマヨネーズボトルの水平リサイクルに向け協働開始
食品大手のキューピーと味の素が、マヨネーズボトルの水平リサイクルに向け、企業の枠を超えて協働で取り組んでいくと発表した。
水平リサイクルとは、回収したプラスチック容器などを再び同じ商品のプラスチック容器として資源循環させること。
例えばペットボトルなどは各メーカーの取組で既に各飲料メーカーで進められているが、マヨネーズボトルの水平リサイクルはまだ手付かずの状態となっていた。
水平リサイクルをするには、同じプラスチック素材を集めて原料化する必要があり、マヨネーズボトルに関してはその体制が現時点で全く構築されていなかったのだ。
現在は、可燃ごみやプラスチックごみに分類されることが多く、回収の体制を整えるところから始めねばならず障壁は高い。
そこでマヨネーズ商品の大手であるキューピーと味の素が協働で、この水平リサイクルを進めていくと発表。
今後は両社だけでなく、リサイクル会社や素材メーカー、流通、自治体などに働きかけていくという。