無印良品の新店舗で再生ポリエチレン100%のマネキンを導入~梱包材も軽量化
全国に無印良品を展開する株式会社良品計画は17日、再生ポリエチレンを100%使用したマネキンを導入すると発表した。
2024年6月20日以降にオープンする新店舗が対象で、大きなメリットが3つあるという。
1つ目のメリットは、原料のリサイクルにより環境負荷を低減させること。
2つ目は、従来のマネキン(FRP製)と比較して壊れにくいため、梱包材を軽量化できることである。
これまでマネキンの運搬時には隙間を埋めるクッション材としてプラスチック製の発泡板や気泡袋が使われてきたが、今回から段ボールで埋められるようになった。
そして3つ目のメリットは、同マネキンを使用した後もゴミとして処分するのではなく、再びリサイクル原料として循環できることである。
株式会社良品計画では2022年の春から店舗内の什器備品についても資源循環の観点から見直しを進めており、今回もその措置の一貫。
「資源循環型・自然共生型・持続可能な社会の実現」を重要課題として掲げ、今後も取り組んでいくという。
【参考】
株式会社良品計画(→link)