国内初 JALが紙コップto紙コップの水平リサイクル 6/1から羽田発国内線で提供スタート
機内で回収した使用済み紙コップを新たな紙コップとして再生する――「紙コップto紙コップ」の水平リサイクルがJALで実現。
こうした紙コップの水平リサイクルは国内初のことであり、再生された紙コップは環境月間である6月、羽田発の国内線で提供される。
今回の水平リサイクルは、JALのほか、日本製紙株式会社、東罐興業株式会社の計3社によって実現。
JALの機内で集められた紙コップが日本製紙で再資源化され、さらに東罐興業で新たな紙コップとして生まれ変わった。
これまで回収された紙コップは段ボールなどに再生されていた。
それが分別回収の精度が向上し、日本製紙の工場でリサイクル設備が新設され、東罐興業の製造技術が進歩したことなどから水平リサイクルが可能に。
用意された紙コップは6月1日から羽田発の国内線で提供が始まり、10日間程度で在庫が無くなる見通しとのこと。
JALでは今後も紙コップの分別回収や再生化などに取り組んでいくという。
【参考】
日本航空株式会社(→link)