カクヤスがSAF(持続可能な航空燃料)のため廃食用油の回収サービスを6月から始動

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酒類や食品などを宅配するカクヤスグループが、SAF(持続可能な航空燃料)やC-FUEL(バイオディーゼル燃料)などを生成するため、廃食用油の回収サービスを2024年6月からスタートさせる。

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SAFはバイオマス(植物由来の資源)や廃食用油などを原料として製造される航空燃料で、温室効果ガスを大幅に削減できると期待されている。

C-FUELも同様の効果が期待できる軽油代替燃料。

事業ならびに家庭から発生する分量は年間約50万tに達すると推定されていて、自治体や企業で推し進められてきたが、回収場所が限定されるなどの問題もあった。

その点、カクヤスは酒類や食品などを宅配する拠点を首都圏で224ヶ所確立しており、独自の流通網を経由して廃食用油を回収することが可能。

新たなCO2を排出することなく集められる特長を持っており、2024年6月下旬から、東京23区内外・神奈川・埼玉・千葉の一部で始めることとしている。

回収方法は、利用者が廃食用油を一斗缶あるいはペットボトル容器に入れ、それをカクヤスが買取るという仕組み。店頭でも引取を実施する。

集められた廃食用油は、カクヤスの配送センターへ集約され、レボインターナショナル社に引き渡し、バイオ燃料化される。

【参考】
カクヤス(→link

 

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Posted by バケツ君