社会問題化している放置竹林でメンマ作りを!京都のラーメン屋キラメキノトリが挑戦

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人の手が届かなくなり社会問題化している放置竹林を解決するため、京都のラーメン屋「キラメキノトリ」がメンマ作りをスタート。

国産メンマの流通量が増えれば、放置竹林にも管理が行き届くようになり、「キラメキノトリ」代表取締役の久保田雅彦氏は、自らがメンマの普及とコミュニティ活性化に乗り出している。

北海道を除き、日本全国に広がっている竹林。

人口減少の影響からか、最近は人の管理が届かなくなった放置竹林が増大し、問題となっている。

放置された竹林は、陽の光を遮って他の樹木を枯らしてしまい、土砂災害を引き起こす可能性があるのだ。

そこで京都で立ち上がったのが、京都エリアで20店舗のラーメン店「キラメキノトリ」を運営する久保田雅彦氏。

メンマはこれまで台湾産や中国産など、99%が輸入品でまかなわれていたが、日本でも製造が可能だと知った久保田氏は、向日市の放置竹林を訪れ、国産メンマの製造を決意。

「京都の竹林を守るため京都のラーメン屋が立ち上がる」としてプロジェクトを始め、京都産メンマの製造ネットワークを構築した。

現在では、京都市・向日市・長岡京市・八幡市・精華町などに広がり、メンマを製造。

同ラーメン店で提供されるメンマをすべて国産に切り替えると、約4,000本もの放置竹林を解決することができる上に、雇用も発生するため、地域コミュニティの活性化や構築にも繋がるという。

【参考】
キラメキノトリ(→link
PRTIMES STORY(→link

 

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Posted by バケツ君