廃車で能登半島の支援プロジェクト~全国から275台の寄付カーが集まる
一般社団法人日本カーシェアリング協会では、2024年1月から3月31日までに「廃車で被災地支援プロジェクト」を実施。
正月の能登半島地震で甚大な被害を受けた被災地に、車の無償貸出支援を行うための財源として廃車の寄付を募ったところ、275台集まったと発表した。
一般社団法人日本カーシェアリング協会では、車検切れでも故障車でも「どんな状態の車でも寄付できます」として、1月18日から日本全国を対象に車の寄付の呼びかけを実施。
250台を目標として3月31日まで募集していたところ、最終的に37都道府県から275台もの車が提供された。
集まった車は再資源化に回され、その過程で買取が発生。
細かい査定金額については未確定だが、だいたい1,000万円ぐらいになる見込みだという。
同協会によると、「長年、家に眠っていた車の処分を通じて誰かの役に立てることに感動した」という声が思いのほか多く届けられ、今後も同様の取組を続けていくとのこと。
【参考】
一般社団法人日本カーシェアリング協会(→link)