1位はセブン~サステナビリティに力を入れている食品小売業ランキング
食品小売業界で最もサステナビリティに力を入れているのはどこか?
公益財団法人流通経済研究所のリサーチによると、1位はセブン&アイ・ホールディングス、2位にファミリーマート、3位がローソンとなった。
公益財団法人流通経済研究所では2023年9月から11月にかけて、スーパーやコンビニ、ドラッグストアなど1,023社に対してアンケートを実施。
全部で115問のサステナビリティに関する質問について164社から回答を得て、その結果、1位から3位まではコンビニ大手が独占することとなった。
全体を見ると、サステナビリティの取組に「とても力を入れている」と答えたのは29.3%で、「どちらかというと力を入れている」が33.5%の合計62.8%となる。
4割弱が「力を入れている」という回答には至っていない。
サステナビリティの内容については「食品ロス削減とリサイクル率の向上」が81.3%と最も多く、以下、「地域社会への貢献(78.4%)」「持続可能性に配慮した商品の提供(60.4%)」が続く。
また経営陣の半数弱にあたる46.1%がサステナビリティの基本的知識や理解を有するとする一方、従業員レベルでは21.9%と、両者の間では顕著な開きが見える。
【参考】
公益財団法人流通経済研究所(→link)