革のような風合いを持ったリサイクル生地「クアルテック」でNuLANDランドセル
革のような風合いや機能性を持ちながら、高品質なポリエステル繊維を織って作られた素材だから、使用後はリサイクルできる。
そんな環境に優しい素材を使ったランドセルがNuLANDから発売される。
「子どもの未来のため」をテーマにランドセル作りに取り組むNuLAND。
創業以来、環境に優しい素材を使用しており、2024年に採用したのが石川県生まれのQUARTECH(クアルテック)である。
北陸地方は日本最大の織物生産地であり、クアルテックは石川県の森常株式会社で開発された。
その特徴は、本革のように高級感のある風合いを出したり、合皮に匹敵する機能性を持たせたりすることが可能なことであり、様々な加工ができる。
生産の過程で樹脂や薬剤を混ぜていない高品質なポリエステル繊維から出来ているため、使用後はリサイクルもできる環境に優しい素材だ。
今回、ランドセルの生産過程で生じた端材も再び次の生地へと循環されており、今後、NuLANDのランドセルが使い終わっても再び生地となって利用できる「マテリアルリサイクル」の実現を目指しているという。
発売されるのは全7色8バリエーションで、いずれも重量は約900gと子供にも負担が軽い設計。
販売価格は60,500円となっている。
【参考】
NuLAND(→link)
合同会社RANAOS(→link)
QUARTECH(→link)