IKEA前橋は国内店舗で最も環境負荷が低い どんな取組をしているの?

ニュース

北関東初となるIKEAが1月18日、前橋にオープンする。

2階建の店舗面積10,000㎡・敷地面積58,000㎡を誇る同店舗は、国内IKEAの中で最も環境負荷の低い運営を進めているとのことだが、一体どんな取組を予定しているのだろうか。

IKEA前橋

北関東自動車道 の「前橋南インターチェンジ」から車で約5分の立地にオープンするIKEA前橋は約9,500点の家具や雑貨を扱う、北関東初の店舗となる。

IKEAでは2050年までに温室効果ガスの排出量をゼロにすることを目標としているが、その一環として日本国内で最も環境負荷の低い店舗として建てられたのが前橋店だ。

では、実際に何がどう環境負荷が低いのか?

まず電力について。

IKEA前橋では100%再生可能電力で運営を行うこととし、開業時点で1,387枚の1000KWソーラーパネルを導入。

2024年までに864枚を追加し、国内店舗では最も高いエネルギー自給率36%を予定している。不足分は電力小売市場から再生可能電力を購入するだけでなく、今後も徹底した省エネに取り組む予定だという。

IKEA前橋ソーラーパネル

水については、最も使用されるお手洗いで最新の節水型トイレと無水小便器を導入するほか、植栽では雨水を使用し、レストランのキッチンエリアでも節水型水栓を用いて最小限の使用に抑える。

ゴミの削減とリサイクルについても徹底した分別に取り組むだけでなく、2017年と比べて食品廃棄物の59.48%の削減に成功しているAIツールを用いて最小化に務めるとのこと。

最も多くでる段ボールゴミについても、専用の圧縮機を夏に導入して、運搬回数を減らす予定だ。

IKEAでは従来から、不要になったIKEA家具を引き取り、再販するだけでなく、無料のスペアパーツを提供して家具寿命の伸長に努めている。

1月18日にオープンするIKEA前橋でも同様のサービスを展開するとのこと。

なお、オープン初日には、税込1万円以上をお買い上げの希望者先着1,000名にオリジナルトートバッグがプレゼントされるという。

IKEA前橋トートバッグ

【参考】
IKEA(→link

 

ニュース

Posted by バケツ君