ナッジ理論でサービスエリアでのゴミ分別が進むか実験スタート:広島県
全国清涼飲料連合会が広島県やNEXCO西日本と提携して、ゴミの分別やポイ捨て防止をどれだけ進められるか、実証実験を始める。
期間は1月1月15日から2月12日までで、ナッジ理論を活用したものとなる。
ナッジ理論とは「人々の選択や意思決定を少しだけ誘導する」もので、今回の実験は広島県の「山陽自動車道 宮島サービスエリア(上り線)」で実施。
従来置かれているゴミ回収ボックスに「タコひめ」などのキャラクターを設置して、きちんとした分別を利用者に促す。
高速道路のサービスエリアでは、家庭ごみが持ち込まれたりして、分別が徹底されてない状況があった。
今回の実験では、ペットボトルもキャップとラベルを別にする3分別への誘導が施されていて、どこまで進むか注目されている。
広島県では、2050年までに瀬戸内海の海洋プラスチックごみゼロを目指しており、様々な団体や企業と連携して改善を実施。
今後もプラスチックごみの流出防止やペットボトルの適正なリサイクルに取り組んでゆくという。
【参考】
全国清涼飲料連合会(→link)