諫早農業高校が農林水産大臣賞~第11回「食品産業もったいない大賞」
無駄な食品ロスを減らしていこう!
食品廃棄物を削減するにはどうすればよいか?
フードロスの改善取組で実績を挙げている企業や団体を表彰する、農林水産省の「食品産業もったいない大賞」が2023年12月に発表され、第11回目となる今回は、長崎県立諫早農業高等学校 生物工学部が農林水産大臣賞に輝いた。
東日本大震災を機に始まった「食品産業もったいない大賞」も今回で11回目。
食品産業の持続可能な発展に向け、フードロスの改善取組などで実績を挙げている企業や団体に注目し、毎年、表彰を行っている。
今年は長崎県立諫早農業高等学校生物工学部(長崎県諫早市)が農林水産大臣賞を受賞。
諫早農業高校の生物工学部では、市民、市役所と連携して生ゴミを堆肥にする実証実験を令和2年に始め、2,255トンの生ゴミを回収し、約200トンの堆肥を作ってきた。
これにより生ゴミの焼却コストが削減されるだけでなく、堆肥は農業でも用いることができ、
・市
・市民
・学校
の三者連携による食品ロス資源化への取組は日本各地のモデルになるとも評価している。
なお、農林水産省大臣官房長賞には以下の3企業団体が輝いている。
・キユーピー株式会社「資源の有効活用、もったいないを価値あるものへ食品残さ廃棄マヨネーズの有効活用」
・特定非営利活動法人グッドネーバーズ・ジャパン「「グッドごはん」ひとり親家庭を対象としたフードバンク事業」
・株式会社 Mizkan Holdings「ミツカンと京都市で協定を結び、家庭の食品ロス削減を提案」
【参考】
農林水産省(→link)
食品等流通合理化促進機構(→link)