京都祇園祭「山鉾の提灯」100%再生可能エネルギーが千年の伝統を照らす

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千年以上の歴史を持ち、毎年7月に約1ヶ月間に渡って開催される京都の祇園祭。

そのクライマックスは17日と24日に行われる八坂神社の神輿渡御と34基の山鉾巡行になりますが、このとき夜空を照らす提灯の電力として、今年は100%再生可能エネルギーが用いられます。

祇園祭山鉾の提灯に100%再生エネルギー

電源を供給するのは、東京都江東区のEcoFlow Technology Japan株式会社。

2017年の設立以来クリーンエネルギーの技術開発を進めており、今回はソーラパネルとポータブル電源を供給して、山鉾の提灯を充電するとのことです。

EcoFlow社は、青森ねぶた祭を始めとした日本の伝統的祭り以前から協力しており、一方の祇園祭も2014年から屋台や夜店でリユース食器に切り替えてごみの削減などに取り組んでいたところ。

今年は京都市の「京都発脱炭素ライフスタイル推進チーム~2050京創ミーティング~」と連携して、「四条通をサステナブルのシンボルへ」プロジェクトを展開しており、祇園祭における山鉾の提灯に再生可能エネルギーが利用されることとなりました。

実際に山鉾が点灯する期間は7月14~16日と7月20~23日で午後7時~10時頃を予定。

EcoFlow社では「今後も日本の伝統的なお祭りを支え、よりクリーンで持続可能な社会を目指してまいります」としております。

※電源を供給する製品

・DELTA 2 Max
・DELTA 2 Max専用エクストラバッテリー
・DELTA Pro
・400Wソーラーパネル

【参考】
EcoFlow Technology Japan株式会社(→link
祇園祭ごみゼロ大作戦(→link

 

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Posted by バケツ君