プチプチはもう古い?段ボール一体型梱包材ミナフィットが100万枚突破
ネットで購入した書籍や食材、ゲームにパソコン――。
最近は、注文した当日に商品が届けられるほど、流通システムが高速化していて驚きますが、それを縁の下で支えているのが「梱包材」でしょう。
段ボールの中で商品を包み破損を防ぐ“プチプチ”……と言いたいところで、今回、注目したいのが「ミナフィット(発売:酒井化学工業株式会社)」です。
まずは以下の写真をご覧ください。
最近、この手の梱包を見る機会が増えてません?
プチプチのように商品をひとつずつ包むのではなく、板のような段ボールの上に商品を載せ、周囲をビニールでキュッとくくって全体をグループ化。
段ボール板と箱の大きさがほぼ同じため、商品が完全に固定され、配送中の故障を回避できるというものです。
すでに超大手のECサイトでも数年前から導入されているので、皆さんも幾度かご覧になられているでしょう。
これが実はエコなシステムでして、通常のプチプチ梱包のように、包み方で悩む必要が無く、作業時間が75%短縮され、さらには使われる原材料も少ない――といい事尽くしなのです。
だからでしょう。今回注目の「ミナフィット」は販売開始から、売上数は既に100万枚を突破し、今なお躍進を続けているとのこと。
さすがに個人で購入するには敷居が高いですが、ECサイトや通販の経営者であれば導入を考えたくなる、そんなエコグッズが密かにヒット商品となっています。
【参考】
酒井化学工業株式会社(→link)