大正14年に植えられたソメイヨシノでタンブラーを製作販売 アサヒグループ

2023年6月28日ニュース

カルピスやスーパードライなどを手掛ける大手飲料メーカーのアサヒグループは30日、大正14年に植えられ、伐採されたソメイヨシノを用いてタンブラーを製作し、同社のECサイトで販売を始めました。

「森のタンブラー SAKURA」と名付けられ、数量限定で税込み2,420円。

パッケージには桜の花が舞い散る様子が描かれています。

ソメイヨシノのタンブラー
アサヒユアハウスの公式ECサイトより引用

「森のタンブラー SAKURA」は、ソメイヨシノの老木55%を使用して作られています。

栃木県さくら市にある「早乙女の桜並木」に植えられていたもので、元々は約100年前の大正14年(1925年)に地元の青年団が植樹。

2021年に始まった道路の拡幅工事に伴い、やむを得ず伐採されると、アサヒグループの手掛けるエコカップとして生まれ変わりました。

「早乙女の桜並木」はとちぎ景勝百選にも認定される桜の名所であり、栃木県さくら市はアサヒグループの工場が稼働しているなどの縁から今回の企画が実現化。

同グループでは、阪神タイガースやソフトバンクホークスなどの選手が使用し折れてしまったバットを再生して「森のタンブラー for 阪神タイガース(2,200円)」や「森のタンブラー for 福岡ソフトバンクホークス(2,200円)」も製作販売するなど、一風変わった取組も実施していて、今回のソメイヨシノもその一環で作られています。

阪神タイガース折れたバットのエコカップ
アサヒユウアスの公式ECサイトより引用

こうしたエコカップにビールを注ぐと、植物由来の凹凸によりきめ細かな泡ができ、より美味しくいただくことができるとのこと。

ソメイヨシノのタンブラーでお花見気分を味わうもよし、折れたバットのエコカップで野球観戦気分で楽しむもよし、こちらのアサヒユウアスモール(→link)から購入できます。

【参考】
アサヒユウアス公式サイト(→link
アサヒユウアスモール(→link

 

2023年6月28日ニュース

Posted by バケツ君