52万個の粘着テープ巻心を回収してリサイクル ニチバンECOプロジェクト
ニチバン株式会社は29日、ガムテープやセロテープなど粘着テープの巻心を523,200個(約7.1トン)を回収し、ダンボールにリサイクルして再利用すると発表しました。
2022年9月1日から同年12月27日までに実施された環境活動「第13回ニチバン巻心ECO プロジェクト」で、全国794団体などから集められた成果とのことです。
粘着テープの大手メーカーであるニチバン株式会社では、2010年から「巻心ECOプロジェクト」を実施。
2022年の実施で13回目となり、それまでの累計回収個数は520万個以上、重さにして約67トンに達しました。
同社では再生可能な植物資源を原料としたセロテープや、貼ったままでも紙を再生できる「ecoのり」など環境に配慮した商品を多く展開しており、その一環で始めたのが巻心回収プロジェクトでした。
取組を活性化させるため小学校への「出前授業」も実施しており、子供たちと共に「リサイクル活動の重要性や環境問題」を考えているとのこと。
「巻心ECOプロジェクト」は2023年にも実施される予定で、詳細は4月に同社サイトに掲載。
リサイクルによって得られた支援金は環境保全活動に役立てるとのことです。
【参考】
ニチバン「巻心ECOプロジェクト」(→link)
ニチバン株式会社(→link)
ecoのり(→link)