なぜタイヨーは女性スタッフ率が高いのか?従業員・田中のホンネを聞く
なぜ弊社(株式会社タイヨー)は女性スタッフ率が高いのか――。
そんな質問を受けることが多々あります。
確かに弊社は、重労働だとされるゴミ清掃業ながら女性従業員率が4割に達し、事務作業だけでなく現場で働く女性スタッフも少なくありません。
もちろん男性スタッフのヘルプがあるからこそ、そうした運営が可能であることも間違いありません。
それでも営業先や同業者の皆様からこうした質問を受ける機会が多く、今回、その返答を弊社メルマガで記すと同時に、当ブログ『AMIGO』にも掲載する運びとなりました。
女性スタッフのことは当人に聞くのが一番!ということで、入社3年目の田中にインタビューを強行しましたので、よろしければ皆様お付き合いください。
田中がどうやってタイヨーを選び、どんな面接をして、実際に働いてみてどうだったか?
さっそく本人にご登場願いましょう。
母親からしたら「神かよ!」
タイヨー:それでは田中さん、弊社の入社前に抱いた感想を率直にお願いします
田中:廃棄物業界っぽくない!でした。ハイカラ(死語)と申しましょうか(笑)。たぶんホームページや制服の印象が良かったからだと思います
タイヨー:人は見た目が9割ってやつでしょうか
田中:廃棄物業界では日本一のイケメンかも(笑)。もちろん、それだけじゃなくて、正直、仕事内容より福利厚生に目が行きました。母親からしたら「神かよ!」というものばかりで
タイヨー:と、言いますと?
田中:やっぱり保育園ですよね。職場にあるなんて、こんな幸せありません。初めて面接に行ったとき、「おぉ、ほんとにある!」って感動しましたもん
タイヨー:親としては近くにいるだけでも安心ですもんね
田中:うちの子は男二人で、ヤンチャになる年頃でもあるから、目を光らせておきたいですし
タイヨー:田中さんに似て非常に元気ですもんね
田中:どういう意味ですか(笑)
タイヨー:他に、保育園のある職場は無かったですか?
田中:もちろん、入社前には他も色々と検索しましたよ。「広島 保育園付き 職場」といった感じで、他にもいくつか有名企業もありました
タイヨー:その中から弊社を選んだ理由は?
田中:保育園のことが一番詳しく書いてあったんですよ。とても安心感がありました
タイヨー:ホームページが印象に残ったってことですね
田中:はい。あれだけ堂々と書いてあるんだから、嘘はないだろな!と心の中でツッコミながら……実際に見てみたら想像以上に素敵だったので、疑ってごめんなさい(笑)
タイヨー:あまりぶっちゃけると、昇給に響くかもしれませんよ
田中:クビじゃなければいいです(笑)。というのも半分本気で「子供を預けて仕事ができるなら、業種なんて関係ない!働きたい!」というお母さんは多いと思います
タイヨー:これは日本社会そのものの問題でありますね。女性が働きたくても、あまりに環境が整っていない
田中:保育園では英会話の日まであったりするので、もう、何と言うか、恵まれ過ぎてて申し訳ない気持ちにすらなってきます
タイヨー:あまり褒めると社長がニヤニヤしちゃいますよ
田中:たまにはイイでしょ(笑)
面接から研修、現場へ
タイヨー:では次の質問へ。入社を希望されて面接に来たときはどんな印象でした?
田中:さっきも言いましたように保育園を見て、もう絶対に入りたかったので必死ですよ
タイヨー:圧が凄そうですね
田中:だから、どういう意味だってば(笑)。でも、「なんでもします!ここで働かせてください!」とアピールしました
タイヨー:面接官はビックリしていたかもしれませんね
田中:えぇ、今思えば『千と千尋の神隠し』で湯婆婆に仕事を貰うときの千尋です
タイヨー:たしかに、あの世界では“働きたい者には仕事をやる”決まりですから断れません(笑)
田中:運良く、そのときの面接官から「営業に来て欲しい」と言われて、入社が決まりました
タイヨー:では、働き始めて、最初はどうでした?
田中:研修として2日間の座学がありました。タイヨーという会社のことはもちろん、廃棄物やリサイクルについて学びます
タイヨー:お得意の勉強ですね
田中:いや、苦手、苦手(笑)。学校での社会科は散々だった私ですが、自分が働くとなると不思議なもので、必死に学んでました
タイヨー:いざ営業で働くとなると、色々と仕組みとかを知っておかねばなりませんし
田中:そうなんですよ。なので入社して2ヶ月は現場でした。実際に見て、自分が営業に出るときに色んなケースを想定しながら説明しなければならない
タイヨー:とはいえ重労働な現場ですから、やはりキツかったですか?
田中:むしろ「やっと座りっぱなしの研修から外へ出られるぞ!」とテンション上がってました
タイヨー:どんな現場だったのでしょう
田中:初っ端からゴミ屋敷の清掃でした
タイヨー:それはインパクトありますね
田中:今までテレビで見ていたような世界が目の前に広がっていて、確かに驚きはありました
タイヨー:辞めたいと思ったり?
田中:全くないです、しがみついて働きますよ(笑)。正直、子供を預けながら働ける喜びが大きすぎて、部署はどこでも良かったんです。ただ、今の営業という仕事は非常にやり甲斐があって、すごく充実しています
タイヨー:笑顔が溢れ出てますもんねー
田中:ニヤニヤしすぎって?そういう顔なんです(笑)
女性スタッフならではの苦労は?
タイヨー:女性スタッフならではの苦労などはございます?
田中:やはり“力仕事”の場面では大変です。そこはどうしたって男性スタッフには敵いません
タイヨー:会社の課題でもありますね
田中:重い物を持ち上げるときに、電動で補助してくれる器具があるんで、それを導入したりすると良さそうなんですよね
タイヨー:モノタロウなどのサイトを検索すると『パワースーツ』などが出てきますが……
田中:そうそう、その手の器具です。もちろん、私達の現場で実用的かどうか。実際に使えるレベルにないと導入は無理ですが、どうにかなれば嬉しいです
タイヨー:おっ、急にバケツ君が動き始めた
田中:なになに、怖い(笑)
タイヨー:たしかに今は新型コロナの影響もあって、ナーバスになりますね
田中:コロナ関係なく、子供って急に発熱しちゃうので、どうしても休みを取らなきゃいけないときがあります
タイヨー:これもよく職場の摩擦として一般に議論されたりします
田中:私も当初のプレッシャーはすごかったんですが、タイヨーでは子育てに一段落ついた先輩パパ・ママ、そして独身スタッフに助けてもらってます。ほんと泣きたいぐらいに嬉しいところです
タイヨー:いいですね。恐縮する必要はありませんが、かといって心理的に堂々とできるものでもない。弊社に限らず、とても難しいシチュエーションです
田中:お互いに気持よくカバーできるにはどうするか。いま私は小さい男の子が二人いて、助けて貰う場面も多いので、次は私が返していきたい
タイヨー:ありがとうございます。
田中:なので絶対に辞めませんよ(笑)
タイヨー:システム化できれば良いのですが、それが正しいのかどうか。まずは、誰かがカバーできる体制を組んでおくのが会社としての使命と存じてます
田中:いざというとき誰かがフォローしてくれる職場ですので、普段は忙しい日が続いても頑張ることができています。
タイヨー:この辺の課題は終わりなく改善していかねばなりませんね
田中:既婚も未婚も男女も関係なく、生涯、気持ちよく働ける職場にしたいです!
タイヨー:ということで、今回のインタビューを終了とさせていただきます。田中さん、またご協力よろしくお願いします
田中:需要があれば喜んで(笑)
タイヨー:では、皆さま、ご静聴ありがとうございました。もしタイヨーのスタッフ募集に興味をお持ちでしたら、こちらのページ(→link)を一読ください