USJの「JAWS」ボートツアー 施設内の食用油で製造したバイオ燃料で運行
2001年のUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)開業以来、不動の人気を誇る「JAWS」ボートツアー。
ご存知、映画『ジョーズ』の海を舞台にしたアトラクションだが、この船の運行に施設内の食用油からリサイクルされたバイオ燃料が使われ始めた。
USJでは、パーク内に28のレストランがあり、そこで利用される食用油は年間約189トンにのぼる。
同社ではこの食用油をリサイクルして、「JAWS」ボートツアーの燃料とし、余った分は他社へ提供するとのこと。
USJでは2024年11月22日から新CSRスローガンの「LOVE HAS NO LIMIT」を掲げており、今後も「子どもたちの笑顔あふれる未来づくり」を推進していくという。
バイオ燃料による運行もその一つ。
初出航の際には30名のゲストが招待され、「LOVE HAS NO LIMIT」を掲げながら記念撮影された。
USJでは食用油の再利用だけでなく、食品廃棄物を減量するための生ゴミ処理機や、生ゴミを液肥化する取組なども試行中とのこと。
今後は液肥をパーク内の植物肥料にしたり、提携農家へ提供することを目指しているという。
【参考】
USJ(→link)