飛沫防止用アクリルパネルを水槽バケツにリサイクル:コクヨ×住友化学
コロナ禍の折に全国至るところで用いられた飛沫防止用のアクリルパネル。
その処分をどうするか?
オフィス機器や文具を取り扱う大手メーカーのコクヨは、住友化学と協力して「水槽バケツ」へのリサイクルを進めており、そのプロトタイプが公開された。
コクヨと住友化学では、大量に余ったアクリルパネルを適切に処分するため、2023年10月からワークショップを開催。
循環型社会への貢献を果たすべく、時には小学生や教員を招いて議論を重ね、「小学生が使う学習セット」を目的として取り組んだのが水槽バケツだった。
両社の技術とノウハウを用いられたこの水槽バケツ。
子供たちが実際の学習でどう役立てていくか。11月20日には4回目となるワークショップが開かれ、水槽バケツの検証や今後のテーマが話し合われたという。
コクヨではこうした社会活動を通じて、今後も他企業や自治体との共創パートナーとしての活動を広げていきたいとしている。
【参考】
コクヨ(→link)