廃プラ再生機械メーカーがAIを活用したクラウド図面管理システム「図面バンク」を導入
ペットボトルや廃プラスチックをリサイクルするためには、まず最初に細かくする粉砕機が必要となる。
そうした機器の設計開発から製造まで手掛ける日本シーム株式会社では、AIを活用したクラウド図面管理システム「図面バンク」の導入を決めたという。
従業員数約60名の装置メーカーである日本シーム株式会社では、ペットボトルや廃プラスチックの粉砕機等を顧客のニーズに合わせて開発設計を行っている。
その際、新規で受注を受ける時は、過去の書類や図面を元に見積もりの作成を行ってきた。
しかし社内には膨大な数となる図面があり、若手社員が探すには一苦労。
適正な資料を探すにはベテラン社員の知見が必要となり、それに頼ってきたが、今回導入する「図面バンク」があれば、アップロードするだけで図面内のテキストがデータ化され、部品図も形状ベースで検索することが可能になるため、時間が格段に短縮されることになる。
「図面バンク」を開発したのは株式会社New Innovations。
クラウドに図面や関連書類を保存することで、AIを活用した検索が可能となり、何千、何万枚とある資料から類似案件を探す負担が格段に軽くなるという。
ソフトをインストールする必要もなく、パソコンやタブレットのブラウザから簡単に利用でき、価格は月額4.8万円(税別)から。
日本シーム株式会社では、以下のようにYouTubeで導入した経緯について質問に答えている。
【参考】
株式会社New Innovations(→link)